三連休明け17日のマザーズ先物は、中東情勢を警戒した16日の米国株安などを映して、売りが先行して始まりそうだ。
16日の米国市場では、米中貿易摩擦激化で減速している世界経済の成長を原油高が一段と押し下げるとの懸念から、世界的に投資家のリスク回避姿勢が強まり、NYダウも一時190ドル近く下落した。
シカゴの日経225先物も大幅安となり、東京市場は反落スタートとなりそうななか、マザーズ先物にもリスク回避の動きが波及しやすくなろう。
ただ、今週は日米の金融政策決定会合を控える注目の週なだけに、中央銀行イベントの結果を見極めたいとのムードも強く、売り一巡後は様子見姿勢が広がる可能性もありそうだ。
個別では、前週末の決算発表を受けたサンバイオ (T:4592)の市場反応に対して注目が集まろう。
上値のメドは840.0pt、下値のメドは820.0とする。