20日のマザーズ先物は前日比12.0pt高の850.0ptと大きく続伸して終了した。
高値は850.0pt、安値は839.0pt、取引高は1355枚。
日米の金融政策イベントを通過したアク抜け感によって日経平均が続伸したことから、個人投資家マインドは改善。
こうした背景からマザーズ市場にも買いが先行して始まった。
経済協力開発機構(OECD)が世界経済の成長率見通しを下方修正する一方で、日本の今年の成長率見通しを上方修正したことなどもサポート材料になったと思われる。
また、慢性期外傷性脳損傷を対象にした再生細胞薬「SB623」が米国食品医薬品局(FDA)のRMATの対象品目に指定されたと発表したサンバイオ (T:4592)をはじめとした主力のバイオ関連株が大きく上昇したことも、マザーズ先物に一層寄与した。
売買代金上位では、上述したサンバイオのほか、そーせい (T:4565)やオンコリス (T:4588)といったバイオ関連株の上昇が目立った。