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注目銘柄ダイジェスト(前場):Ciメディカル、GMOPG、富士フイルムなど

発行済 2019-11-13 11:54
更新済 2019-11-13 12:01
© Reuters.  注目銘柄ダイジェスト(前場):Ciメディカル、GMOPG、富士フイルムなど

JFE (T:5411):1349円(-67円)大幅反落。

前日に7-9月期の決算を発表、同時に通期予想を下方修正している。

20年3月期事業利益は1400億円から600億円、税前利益は1250億円から470億円にまで下方修正。

市場予想は会社側の従来計画線上であった。

減産対応による販売数量の減少が主因となっている。

厳しい収益環境への認識はあったものの、修正幅の大きさがネガティブインパクトにつながっている。

GMOPG (T:3769):7340円(-580円)大幅反落。

前日に19年9月期の決算を発表、営業利益は83億円で前期比26.7%増益、会社計画線での着地となった。

四半期ベースでは、これまで3割成長が続いていた中、7-9月期は前年同期比13.3%増にとどまった。

20年9月期は104億円で前期比25.0%増益の見込み。

市場予想は15億円程度下振れている。

売上成長率も鈍化見通しとなっており、ネガティブな反応が先行している。

日産自 (T:7201):703.7円(-10.8円)大幅反落。

前日第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は300億円で前年同期比70.4%減益、グローバル販売台数減少に加えて、円高などのコストアップ要因も重なった。

通期予想は従来の2300億円から1500億円、前期比52.9%減益にまで下方修正、ほぼ市場コンセンサス水準となっている。

業績下振れは想定線であるものの、年間配当見通しを未定に変更しており、減配の可能性などの不透明感をマイナス視する動きが優勢にも。

三協フロンテ (T:9639):3690円(+110円)3日続伸。

20年3月期の営業利益を従来予想の67.00億円から70.00億円(前期実績60.56億円)に上方修正している。

レンタルの出荷及び展示場等での販売が堅調に推移していることに加え、生産供給能力の改善等で原価低減を図り、利益が押し上げられる見込み。

年間配当は従来予想の115.00円から120.00円(前期実績100.00円)に引き上げた。

第2四半期累計(19年4-9月)の営業利益は前年同期比16.6%増の34.61億円で着地した。

SMC (T:6273):49330円(-130円)朝高後マイナス転換。

前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は344億円で前年同期比23.2%減益、為替のマイナス影響が響く形となった。

通期予想は従来の1600億円から1430億円、前期比20.6%減益に下方修正、コンセンサス予想を下回る水準にまで下方修正されているが、下振れ自体は織り込み済みであり、あく抜け感が優勢になっている。

明日に決算説明会を予定している。

富士フイルム (T:4901):5163円(+292円)大幅続伸。

前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は549億円で前年同期比16.7%増益、市場予想もやや上回る着地になった。

4-6月期の同0.7%増から増益率も広がる形になっている。

通期予想は2400億円で前期比14.4%増益予想を据え置き、市場予想は会社計画下振れを見込んでおり、安心感が強まる状況となっている。

イメージングを下方修正する一方、ヘルスケア&マテリアルズを上方修正している。

Ciメディカル (T:3540):3165円(+263円)急騰。

19年12月期第3四半期累計(19年1-9月)の営業利益を前年同期比21.2%増の16.85億円と発表している。

通信販売事業を中心に新商品の販売や個人医院・総合病院等の医科業界への参入拡大などを進める中、消費税増税前の駆け込み需要で利益が押し上げられた。

通期予想は前期比7.5%増の20.60億円で据え置いた。

進捗率は81.8%に達している。

総医研 (T:2385):537円(+18円)大幅に3日続伸。

20年6月期第2四半期累計(19年7-12月)の営業損益を従来予想の2.50億円の黒字から3.00億円の黒字(前期実績2.78億円の黒字)に上方修正している。

化粧品事業が計画を上回る見通し。

通期予想は第3四半期以降の業績に不確実性があるとして、前期比1.5%増の8.80億円の黒字で据え置いた。

第1四半期(19年7-9月)は生体評価システムが落ち込み、1.51億円の赤字(前年同期実績0.46億円の赤字)で着地した。

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