東京ボード工業 (T:7815):931円( - )ストップ安売り気配。
前日に上半期決算を発表、営業損益は12.8億円の赤字となり、通期予想は従来の7億円の黒字から18.9億円の赤字に下方修正。
3期連続での赤字見通しとしている。
佐倉工場における新商品の生産遅延で、販売計画が未達となっているもよう。
損失計上や営業キャッシュフローのマイナス計上などを背景として、継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められると四半期報告書に注記している。
東エレク (T:8035):22675円(+435円)続伸。
米国では取引時間終了後にアプライドマテリアルズが決算を発表、その後の時間外取引では一時5%超の水準まで上昇している。
国内半導体製造装置大手の同社にも、好影響が波及する格好へ。
8-10月期決算では売上高やEPSが市場予想を上回っており、11-1月期見通しに関しても、売上高、EPSともに予想レンジ下限が市場コンセンサスを大幅に上回っている。
特別項目を除くEPSは0.87-0.95ドル、市場予想は0.74ドル程度であった。
すかいらーく (T:3197):2121円(+92円)大幅反発。
前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は89億円で前年同期比4.9%増益、第3四半期累計での通期計画に対する進捗率は91%となっており、上振れ確度が一段と高まったとの見方につながっている。
コスト削減の進展に加えて、業態転換や新店効果などが寄与した。
一方、前日に発表された10月の既存店売上高は前年同月比7.5%減、台風の影響などで客数は同2ケタの減少になっている。
ZHD (T:4689):426円(-23円)大幅反落。
LINE (T:3938)との経営統合報道が伝わり、前日は大幅高となったものの、本日は利食い売りが先行する展開になっている。
経営統合によるシナジー効果は大きいとの見方でほぼ一致しているものの、統合には日本の公取委だけでなく、台湾や韓国でも競争当局の審査を受けるもようとされており、実現への不透明感も残るようだ。
また、統合スキーム次第では同社に短期的な希薄化を伴う可能性もある。
トレイダーズ (T:8704):97円(+30円)年初来高値を更新。
20年3月期の営業損益を従来予想の7.80億円の黒字から18.10億円の黒字(前期実績10.61億円の黒字)に上方修正している。
トレーディング収益が順調な顧客獲得と取引量の増加で伸長した。
また、広告宣伝費など販管費が計画を下回る見込みとなったため。
第2四半期累計(19年4-9月)は13.28億円の黒字(前年同期実績2.73億円の赤字)で着地している。
日本郵政 (T:6178):1045円(+43円)大幅反発。
前日に上半期の決算を発表、純利益は2366億円で前年同期比5.8%増、通期計画に対する進捗率は56%となっている。
国際物流事業が低調であったが、主力の郵便・物流事業が単価上昇や営業費用の減少などで好調、金融窓口事業もコスト低減などで増益となった。
通期上方修正は見送られたが、配当計画も維持され安心感の強まる内容に。
なお、本日は業績上方修正のかんぽ生命保険 (T:7181)も買い先行の展開に。
インテM (T:7072):2720円(+100円)大幅に続伸。
20年9月期の営業利益予想を前期比53.2%増の2.23億円と発表している。
SalesTech市場領域やFinTech市場領域など様々な領域のデータ活用の課題を解決に導く新規事業の拡大を実践する。
同時に発表した19年9月期の営業利益は78.6%増の1.46億円で着地した。
アフィリエイト市場領域の拡大を進めたほか、新生銀行 (T:8303)との資本業務提携なども利益押し上げに貢献した。
フロンティアM (T:7038):1220円(+43円)大幅に3日ぶり反発。
株主優待制度を導入すると発表している。
毎年12月31日時点の株主を対象に、QUOカード1000円分を贈呈する。
19年12月期第3四半期累計(19年1-9月)の営業利益は前年同期比77.1%減の1.33億円で着地した。
ファイナンシャル・アドバイザリー事業が前年同期に大型のM&A案件の成約があった反動で落ち込んだことが響いた。
通期予想は前期比3.3%減の6.50億円で据え置いた。