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注目銘柄ダイジェスト(前場):Fスターズ、ブロドリーフ、トーセなど

発行済 2019-11-27 11:37
更新済 2019-11-27 11:41
注目銘柄ダイジェスト(前場):Fスターズ、ブロドリーフ、トーセなど

トーセ (T:4728):1086円(+70円)大幅続伸で年初来高値を更新。

前日に、スマホアプリ「うたわれるもの ロストフラグ」の開発を担当したことを発表している。

同タイトルはアクアプラスによって昨日から配信スタートになっている。

「うたわれるもの」シリーズは累計80万本を突破するアクアプラスのフラグシップタイトルであり、ゲームアプリの無料ランキングでは現在トップになっている。

同社の収益寄与への思惑などが高まる形にも。

ユーグレナ (T:2931):820円(+27円)大幅続伸。

伊藤忠商事 (T:8001)と組んでミドリムシの量産に乗り出すと報じられている。

コロンビアで4-5年後をめどに試験プラントを稼働させ、年に数万トン規模の生産にまで引き上げていくようだ。

ミドリムシの安定大量生産によって生産コストを低下させ、航空機のバイオ燃料としての利用開拓が進むとの期待も先行へ。

業績不振が嫌気され、足元の株価は安値圏での推移となっていた。

グリー (T:3632):514円(+18円)8日ぶり反発。

2021年6月期をめどに、情報サイト運営を手がけるメディア事業の営業損益を黒字転換する方針と報じられている。

前期実績は8億円程度の赤字だったとみられている。

閲覧者が増加傾向の生活情報サイトなどで広告収益を伸ばすようだ。

ここまで収益の大半はゲーム事業の有料課金で得ており、事業の多角化進展、それに伴う全体収益のかさ上げが期待される形にも。

ブロドリーフ (T:3673):689円(+62円)大幅高で年初来高値を更新。

大和証券が投資判断を新規に「2」、目標株価を850円としていることが買い材料視されている。

評価ポイントとして、国内保有車両数が増加傾向で収益環境は安定、独自のデータベースをデファクトスタンダード化し大きな優位性の源泉になっていること、プラットフォーム売上比率の上昇などを挙げている。

株式市場の評価軸が、一括販売型のパッケージ銘柄からマーケットプレイス銘柄へ移行するアップサイドシナリオも想定と。

Fスターズ (T:3687):1572円(+188円)急騰。

東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を2300円としている。

20年9月期は新規事業の先行投資費用増加などで2ケタ営業減益を予想も、21年9月期は、採算性高いSS事業の自動車分野のプロジェクト拡大で一転2ケタ増益を予想。

新規事業のSaaS事業は、23年9月期に黒字化を達成し、その後はHW事業の業績を上回る主力事業へ成長していくと考えているもよう。

ギークス (T:7060):1487円(-26円)大幅に3日ぶり反落。

25万株の立会外分売を実施すると発表し、分売値段の1475円にサヤ寄せする動きになっている。

東証1部への市場変更申請を行う準備を進めており、分売で形式基準の充足とともに株式の分布状況の改善や流動性の向上を図る。

ギークスは18日に27日から12月3日までに立会外分売を行うと公表していた。

75日移動平均線が上値抵抗線として意識されていることも株価を圧迫しているようだ。

ソフトフロン (T:2321):130円(+2円)大幅に続伸。

子会社であるソフトフロントジャパン(東京都千代田区)の自然会話AIプラットフォーム「commubo」が警備会社テイケイ(東京都新宿区)のデジタル警備員システムに採用されたと発表している。

東京都の「Tokyo Robot Collection」事業での実証実験に参加する。

25日に公表したジェクシード (T:3719)と資本業務提携も引き続き買い材料視されているようだ。

ラクオリア創薬 (T:4579):1435円(-36円)朝高後マイナス転換。

韓国のCJヘルスケアとのグローバルパートナーシップを拡大すると発表している。

ラクオリア創薬が創製した胃酸分泌抑制剤のtegoprazanに関する北米・欧州を対象としたライセンスをCJ社に供与する契約を締結する。

ラクオリア創薬は契約一時金のほか、進捗に応じたマイルストン、販売後は販売額に応じたロイヤルティを受け取る権利を得る。

CJ社は20年12月期中に米国での開発を再開する予定。

なお、株価は朝高後、上げ幅を縮めている。

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