[東京 10日 ロイター] - 正午のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の108.62/64円。
五・十日にあたるこの日は、仲値にかけて実需のドル買いが先行し、ドルは一時108.66円まで上値を伸ばした。しかし、実需の買い一巡後は方向感を見失った。
ただ、マイナス圏にあった日経平均が下げ幅を縮小したことで、ドルの下値は支えられた。
「(昨日の)海外市場でもイベント前の利益確定や調整的な売買以外はほとんどみられなかったので、東京市場で方向感が出ないのもやむを得ない」(国内銀)という。
きょうから始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は東京時間12日の未明に、英国の総選挙の結果は13日の午前中に判明するとみられ、関心が注がれる。