ハイパー (T:3054):563円(+56円)急騰。
新型ウイルス感染拡大への対応として、テレワークを導入する企業が増加しており、同社にもこうした流れが商機につながるとの思惑が強まってきているようだ。
テレワーク拡大によるパソコン需要の増加が想定されるほか、子会社では、社内外のデータ共有を専門知識不要で行える機能を搭載したサーバー製品などを新発売しており、関心が高まっていくとの見方もあるようだ。
ペッパー (T:3053):755円(-54円)大幅続落。
前日に決算説明会を開催、2020年中に主力の「いきなり!ステーキ」業態で74店を閉店することを明らかにしている。
直営・委託が48店舗、FC加盟店26店舗となる。
出店計画は2店舗にとどまり、店舗数は純減することになる。
既存店売上高の低迷が続く中、不採算店の整理を急ぎ立て直しを図る計画。
成長イメージの一段の低下、退店コスト発生による財務体質の悪化懸念などがマイナス視される形に。
スプリックス (T:7030):945円(+28円)急騰。
個別学習塾「自立学習RED」において、自宅に居ながら授業を受けられる「在宅学習サービス」の提供を開始したと前日に発表している。
自宅から学習カリキュラムを提供する「eフォレスタ」にログインして授業を受けることが可能になり、質問などの対応は遠隔で実施するようだ。
新型ウイルス感染防止に向けた体制の整備としており、ニーズの獲得につながっていくとの見方が先行へ。
月島機 (T:6332):1340円(+71円)急反発。
前日に今3月期業績予想の上方修正を発表している。
営業利益は従来予想の60億円から70億円に増額、豊富な受注残が順調に進捗したことで売上高が上振れとなるもよう。
業績上振れに伴い期末配当金も従来予想の11円から13円に引き上げ、年間で24円の配当としている(前期実績22円)。
足元で株価の調整が続いていたこともあって、減益見通しに変化はないものの、ポジティブに捉える動きが優勢になっている。
荏原製 (T:6361):2715円(+32円)反発。
前日に今12月期業績予想の修正を発表している。
上半期営業利益は95億円から131億円に、通期では270億円から306億円に増額。
財団が所有する畠山記念館の増改築工事に必要な資金を寄付することを決定しているが、費用約40億円を一括計上から会計年度ごとに計上することに変更したことが背景。
実質的な評価に与える影響はないものの、決算発表後の株価調整が大きかったこともあり、自律反発の手掛かり材料となっている。
ピープル (T:7865):966円(+39円)大幅に3日ぶり反発。
20年1月期の営業利益を従来予想の2.16億円から2.94億円(前期実績4.33億円)に上方修正している。
年末商戦は不振だったが、年明け以降の受注が予想以上の伸びとなり、大型屋内遊具類を中心に最終月には全カテゴリーで国内売上が増加し、利益を押し上げる見込み。
前日に昨年来安値(908円)を付け、値頃感があることも買いを支えているようだ。
J・TEC (T:7774):750円(-26円)一時急伸後マイナス転換。
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会再生医療等製品・生物由来技術部会で、角膜上皮幹細胞疲弊症の治療を目的とした自家培養角膜上皮「EYE-01M」の製造販売承認が審議され、了承されたと発表している。
EYE-01Mは、患者自身の角膜輪部組織から角膜上皮幹細胞を採取してシート状に培養したもの。
移植により角膜上皮を再建させることを目的としている。
247 (T:7074):1227円(+54円)大幅に5日ぶり反発。
低糖質食品をコンセプトとした新規事業を展開するため、「/7deli事業部(スラッシュセブンデリ事業部)」を新設すると発表している。
マンツーマン指導のダイエットジムで培ったノウハウやデータを集約させ、シナジー効果創出を推進する。
開発した低糖質食品はダイエットジムの会員に加え、ECを利用して一般の顧客への販売も進める。