12日の米国市場ではNYダウが2352.60ドル安の21200.62と史上最大の下げ幅を記録し、ナスダック総合指数が750.25pt安の7201.80、シカゴ日経225先物は大阪日中比1285円安の16855円と急落した。
13日早朝の為替は1ドル=104円70-80銭(12日大引け時点は103.84円付近)。
本日の東京市場は米国株の暴落に引きずられる形でファーストリテ (T:9983)やソフトバンクG (T:9984)など日経平均の構成比が大きい銘柄を中心に急落が予想される。
任天堂 (T:7974)やトヨタ (T:7203)、村田製 (T:6981)など主力輸出株に加え、三菱UFJ (T:8306)をはじめとする金融株にも売りが強まろう。
新興市場でも週末とあって新規の買い建てを手控える雰囲気に傾きやすく、昨日大勢下落の中で買われたオンコリス (T:4588)やJTOWER (T:4485)などのように一部銘柄に散発高が予想される程度に留まるだろう。
なお、強気の投資判断や目標株価の引き上げが観測されたくら寿司 (T:2695)、協和キリン、ケネディクス (T:4321)、エプソン (T:6724)などに注目。