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NY株式:米国株はまちまち、消費鈍化懸念が重しに

発行済 2020-07-18 09:22
更新済 2020-07-19 09:41
© Reuters.  NY株式:米国株はまちまち、消費鈍化懸念が重しに

米国株式相場はまちまち。

ダウ平均は62.76ドル安の26671.95ドル、ナスダックは29.36ポイント高の10503.19ポイントで取引を終了した。

6月住宅着工件数の増加を好感し小幅上昇して寄り付いたが、7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に6月から低下すると個人消費の鈍化懸念が広がり下落に転じた。

一方で、ハイテク株は底堅く推移するまちまちな展開となった。

セクター別では、公益事業やヘルスケア機器・サービスが上昇した一方、銀行、エネルギーが下落した。

動画配信のネットフリックス(NFLX)は第2四半期決算が予想を下回ったほか第3四半期の悲観的な見通しが嫌気され下落。

クルーズ船運営のカーニバル(CCL)、ノルウェージアンクルーズ(NCLH)はアメリカ疾病管理予防センター(CDC)が運航再開日時を9月末に延期したことが嫌気され軒並み下落した。

一方、投資会社のブラックロック(BLK)は予想を上回った決算が好感され上昇。

電気自動車(EV)のテスラ(TSLA)はクレディスイスが目標株価を2倍に引上げたことが好感され上昇した。

ムニューシン財務長官は下院での証言で、次回の財政策には中小企業向けの融資プログラムである「給与保護プログラム(PPP)」の延長を含み、小規模な企業に的を絞った支援内容にすべきと主張した。

(Horiko Capital Management LLC)

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