40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

前場に注目すべき3つのポイント~22500円近辺では強弱感が対立しやすいところ

発行済 2020-07-31 08:47
更新済 2020-07-31 09:21
© Reuters.  前場に注目すべき3つのポイント~22500円近辺では強弱感が対立しやすいところ

30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:富士通やアンリツなどの決算評価がハイテク株への支援材料に■富士通、1Q営業利益558.0%増 222億円、コンセンサス大きく上回る■前場の注目材料:パナソニック、中国企業と太陽電池の協業解消■富士通やアンリツなどの決算評価がハイテク株への支援材料に31日の日本株市場は、売り優勢の相場展開になりそうだ。

30日の米国市場はNYダウが225ドル安となる一方で、ナスダックは上昇した。

商務省が発表した4−6月期の国内総生産(GDP)速報値が過去最大の落ち込みとなったほか、週次失業保険申請数も2週連続で増加したため回復ペースの鈍化懸念が高まった。

ただし、決算評価の動きもみられており、ハイテク株が引けにかけて買われる場面もみられている。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円安の22230円。

円相場は1ドル104円70銭台で推移している。

シカゴ先物先物にサヤ寄せする格好からやや売り優勢の展開になりそうである。

シカゴ先物は一時22000円を割り込む場面がみられたが、引けにかけては下げ幅を縮めている。

日経225先物においてもナイトセッションで割り込んだが、その後は下げ幅を縮めていることもあり、目先的にはいったん底打ちも意識されやすいところ。

もち合いレンジの想定される下限レベルまで下げたこともあり、押し目拾いの流れに向かうかを見極めたいところであろう。

もっとも、目先底が意識されたとしても、レンジ上限を意識したトレンドは期待しづらいところ。

決算発表が本格化している中では積極的な売買は手控えられやすく、決算を手掛かりとした物色が中心になりやすい。

昨日はエムスリーが (T:2413)が決算評価から終日堅調な値動きをみせていた。

昨日の大引け後に発表した決算では、富士通 (T:6702)、アンリツ (T:6754)辺りに決算評価の動きがみられるようだと、ハイテク株の支援材料となり、日経平均を下支え役になりやすいところ。

また、ハイテクの戻りの鈍さが意識されてくるようだと、グロース株への利益確定が意識されてきやすい。

しかし、新型コロナウイルス感染症拡大による世界経済への影響が警戒されやすく、バリュー株へのシフトも考えづらくなっている。

こう着感が強まる中、個人主体による決算を手掛かりとした中小型株などの日替わり的な物色に向かわせそうである。

なお、テクニカル面では日経平均は25日線や5日線が重石となるほか、一目均衡表では転換線、基準線に抑えられ、遅行スパンについては下方シグナルを発生しつつある。

神経質な相場展開になりそうだ。

■富士通、1Q営業利益558.0%増 222億円、コンセンサス大きく上回る富士通 (T:6702)が発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比4.3%減の8027.93億円、営業利益は同558.0%増の222.73億円だった。

100億円程度とみられるコンセンサスを大きく上回った。

あわせて2021年3月期の連結純利益が前期比横ばいの1600億円になる見通しだと発表した。

企業によるIT投資の抑制が響くが、主力のシステム事業で採算を改善。

また、年間配当は200円と前期から20円増やす計画。

■前場の注目材料・ナスダック総合指数は上昇(10587.81、+44.87)・SOX指数は上昇(2147.55、+41.25)・米長期金利は低下・日銀のETF購入・米景気刺激策への期待・コロナ向けワクチン開発の進展・パナソニック (T:6752)中国企業と太陽電池の協業解消・トヨタ (T:7203)6年ぶり首位、上期販売台数VW上回る・豊田合成 (T:7282)米・無線給電VBと連携、最大10m先対応の技術開発・ホンダ (T:7267)AIで知財管理効率化、判断業務に人員集中・スズキ (T:7269)印子会社の4—6月期、都市封鎖響き初の赤字・サイバーダイン (T:7779)災害復旧にHAL提供、九州豪雨被災地へ「腰タイプ」30台・不二越 (T:6474)1台で浸漬・蒸気洗浄、真空脱脂用装置・NTTドコモ (T:9437)6G構想加速、空・海・宇宙で「ギガ」通信・富士通 (T:6702)フロンテックにTOB、一体経営を推進・帝人 (T:3401)独子会社が英研究施設と関係強化・昭和電工 (T:4004)ベトナムのアルミ缶工場完成・テイカ (T:4027)医療機器向け圧電単結晶材増産、大阪工場に生産棟☆前場のイベントスケジュール・10:00 中・7月製造業PMI(予想:50.8、6月:50.9)・10:00 中・7月非製造業PMI(予想:54.5、6月:54.4)

<ST>

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます