19日午前の東京市場でドル・円は105円20銭台で推移。
主要通貨に対するドル安は継続しており、この動きを嫌って日経平均は小幅安で推移している。
19日公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨にイールドカーブ・コントロール(長短金利操作)についての意見・記述が多く含まれていた場合、年内導入の思惑が広がり、ドル売りにつながる可能性があるため、FOMC内容を確認するまでは、リスク選好的なドル買いは抑制される可能性があるとみられている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は105円10銭から105円47銭、ユーロ・ドルは1.1928ドルから1.1952ドル、ユーロ・円は125円60銭から125円85銭。
■今後のポイント・新型コロナウイルスのワクチン開発競争は加速する可能性・追加の経済支援策の実現は困難との見方・米中対立の長期化懸念・4-6月期の日本のGDP成長率は前期比年率-27.8%