19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、105円26銭から106円15銭まで上昇して106円12銭で引けた。
新型コロナウイルス追加経済救済策を巡り、共和党・民主党指導者は交渉を再開する見通しとなった。
当初の計画よりも規模を縮小し、5000億ドル前後の規模での合意の可能性が報じられたことで景気見通しが改善したことがドル買い材料となった。
また、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(7月開催分)で、次回会合での追加緩和が示唆されなかったことから、債券利回り上昇に伴うドル買いも優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1949ドルから1.1831ドルまで下落して1.1840ドルで引けた。
ユーロ・円は、125円97銭から125円38銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.3227ドルから1.3094ドルまで下落した。
ドル・スイスは、0.9059フランから0.9154フランまで上昇した。