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個人投資家・有限亭玉介:考察!バフェット氏の日本商社株購入【FISCOソーシャルレポーター】

発行済 2020-09-13 18:00
更新済 2020-09-13 18:20
個人投資家・有限亭玉介:考察!バフェット氏の日本商社株購入【FISCOソーシャルレポーター】

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。

フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------※2020年9月8日10時に執筆ようやく暑さのピークは過ぎ、セミの鳴き声が日々薄れゆく中で日本の四季は改めて良いものだなぁ…なんて考えておりました。

今年の8月はマザーズ指数が堅調で、ブログで個別株ばかり追ってきたあたくしも、ようやくよろしくなって参りました。

今年も残り4ヶ月…米大統領選も視野に、秋相場に向けて様々な考察をしていきたいところです。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

日本経済の先行きが不透明の中、かの世界的に偉大な投資家であるウォーレン・バフェット氏の運営するバークシャー・ハサウェイが、日本の五大商社の株を取得したとの発表がありました。

あたくしも尊敬するバフェット氏は、安くて良い銘柄を大量に買うバリュー投資で資産を築き、フォーブズが毎年発表する世界長者番付に名を連ねております。

総資産は日本円でおよそ7兆9000億円とも言われ、御年90歳でも現役の投資家とは…頭が上がりませんなぁ。

そんな投資の神様と言われるバフェット氏に日本企業が認められたともなれば、あっぱれです。

バフェットに続けとばかりに五大商社株(三井物産 (T:8031)、住友商事 (T:8053)、三菱商事 (T:8058)、伊藤忠商事 (T:8001)、丸紅 (T:8002))には買いが入ったようですが、これを機にポテンシャルのある日本の低PER・PBRのお値打ち銘柄や、五大商社の関連企業を狙う投資家が、国内外で増えるかもしれません。

基本的に長期保有を目的に、事業内容が不明瞭な企業には投資しないというセオリーを掲げているバフェット氏ですが、7月にも天然ガスの輸送・貯蔵事業を米ドミニオン・エナジー社から買収したとのニュースが市場を驚かせました。

世界中でクリーンエネルギーが話題となる中、先行きが不透明の天然ガス事業を買収するとはバフェット氏には何らかのビジョンが見えているのでしょうかねぇ。

バフェット氏が日本企業に投資した真意は不明ですが、伊藤忠はエネルギー関連として子会社に伊藤忠エネクス (T:8133)を保有しているほか、三菱や三井などもエネルギー分野を幅広く手掛けております。

さらに日本はLNG(液化天然ガス)の輸入量が世界一位(2019年)でありながら、アメリカからの輸入は極僅か…。

あたくしは何か思惑があるのかと勝手に想像してしまいますなぁ。

長きに渡りデフレである日本経済については、マクロ的な労働人口の減少や少子高齢化に加えて政府の巨額債務などで、将来性は無いと判断する投資家が多かったのですが、今回のバフェット氏の投資を機にムードが変わる可能性もありそうです。

当然ながらコロナウイルスによる景気悪化は避けられませんが、海外と比較すれば低い死亡者数で経済活動を維持している日本では、致命傷は避けられたような印象もあります。

歴史に残るような数々の困難を乗り越えてきた伝説の投資家のご慧眼にすがるのであれば、あたくしは次世代のエネルギー分野の様相にも注視しつつ…アフターコロナの世界で伸びそうな企業を見据えて投資していきたいところです。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を配信しております。

----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

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