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個人投資家・有限亭玉介:自民党総裁選戦後のテーマ株物色を考察【FISCOソーシャルレポーター】

発行済 2020-09-19 16:04
更新済 2020-09-19 16:21
© Reuters.  個人投資家・有限亭玉介:自民党総裁選戦後のテーマ株物色を考察【FISCOソーシャルレポーター】

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。

フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------※2020年9月15日11時に執筆今年の夏はマスクをして過ごさなくてはいけない過酷な夏でした。

この様子だと年末までコロナと共生する事になるのでしょうかねぇ。

冬にはインフルエンザの流行とコロナの対応が課題となりますが、新政権発足後に物色されそうな銘柄をチェックして参ります。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

自民党総裁選の立会演説会にて、菅氏の「不妊治療への保険適用拡大を実現する」との発言は株式市場で関連株が動意しただけに留まらず、不妊に悩む人達の支持を集めたようです。

保険適用外の不妊治療を受けた場合、総額で100万円以上になる事も珍しくないそうで、保険適用が認められれば費用は大幅に下がるはずです。

上記の発言を受けて、産婦人科領域に強みをもつ製薬企業などに関心が向かいましたが、子供を産むハードルを下げるような待機児童対策も推進する旨の言及もあり、不妊治療だけでなく子育て支援等の関連銘柄も監視しておきたいですな。

また、菅氏が注力していくと思われる「デジタル庁」の創設を掲げた大規模なデジタル・ガバメント関連としてキャリアリンク (T:6070)が買われた他、マイナンバー関連としてはITbookホールディングス (T:1447)も物色されました。

DX関連銘柄がコロナ禍で注目されている事もあり、組織全体を再編するような業務効率化を手掛ける企業にも思惑がありそうですねぇ。

そして、大手三社が独占状態である携帯電話市場においても三大キャリアへの値下げやMVNO事業者への卸料金についての改革が注目されております。

今年6月末の日本通信 (T:9424)がNTTドコモ (T:9437)から調達する音声卸契約にかかる音声卸料金の値下げについて総務大臣が認めましたが、菅氏の政策によって同様の事例が増えるかもしれません。

総裁選に立候補していた石破氏は地方創生に意欲を示しておりましたが、あたくしは菅氏のデジタル・ガバメントに付随する形で、ふるさと納税の変革もあり得るのではと考えておりますよ。

新型コロナにより、東京の企業に務めながらも住まいを地方に移す潮流があり、税金を地方へ再分配するような新たな制度が出来る可能性もあります。

安倍政権時に大きく支持率を大きく下げる要因となった、新型コロナ給付金でのトラブルを考えると、以前より検討されていた政府の管理下で個人の銀行口座をマイナンバーと紐付けるような試みが始まるかもしれませんねぇ。

国の扱うシステムと地方自治体のシステムが統一されれば、中央集権化が強まる懸念はありますが、スピーディーな意思決定や政策実行の効率性は高まると思われますな。

もし仮にそれが実行されるとすれば、NTTデータ (T:9613)などの政府との繋がりも強い金融系システム銘柄も幅広くチェックしておきたいどころです。

新政権の任期は来年の秋まで約1年であり、どれだけの政策を実行できるのか不安と期待が入り混じったような状況ですが、衆議院の解散があった場合、再び政治体制が大きく変わる事も視野に入れておかなければいけません。

なんにせよ、まずはコロナで失ったGDPの回復できるような景気刺激策を講じる必要があります。

あたくし達投資家にしてみれば、この新型コロナに見舞われた時期での新政権というのは、大胆な政策を期待してしまいますねぇ。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。

お暇があれば覗いてみてやってください。

愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

----執筆者名:有限亭玉介ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

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