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大阪金見通し:上昇、新型コロナや米中対立激化への警戒感継続か

発行済 2020-09-28 07:45
更新済 2020-09-28 08:01
© Reuters.  大阪金見通し:上昇、新型コロナや米中対立激化への警戒感継続か

大阪取引所金標準先物 21年8月限・夜間取引終値:6330円(前日日中取引終値↓12円)・想定レンジ:上限6410円-下限6310円28日の大阪取引所金標準先物(期先:21年8月限)は上昇しそうだ。

先週末の米国株式相場が大幅高となり、金先物の上値抑制要因となりそうだ。

ただ、欧州などでの新型コロナ感染再拡大に加え、米商務省が半導体受託生産の中国SMICへの輸出を規制する動きが報じられており、警戒感が継続しそうだ。

また、今週は30日の中国PMIや10月2日の米雇用統計など、週半ば以降に重要統計の発表が相次ぎ、景気の先行き不透明感が強まる可能性もある。

先週末のナイトセッションで金先物は安値形成後に底堅い動きとなっており、今日の金先物はこうした動きを受け、堅調な相場展開となりそうだ。

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