30日のマザーズ先物は前日比9.0pt高の1200.0ptとなった。
なお、高値は1208.0pt、安値は1184.0pt、取引高は6461枚。
本日のマザーズ先物は米国市場は軟調な推移となったもののナイトセッションが堅調に推移したことで、続伸でスタートした。
寄り付き直後は法務省がデジタル化関連に141億円の概算要求をしており、今後、各省庁も同様の動きをすることが予想されることで、行政のデジタル化関連銘柄が底堅く推移し相場を下支えしていた。
しかし、AIinside (T:4488)が急落するなど、時価総額上位の銘柄が相場の重しとなりマザーズ先物は一時マイナスに転じる場面があり、その後、プラスに値を戻すなど方向感の無い乱高下を繰り返した。
後場に入り時価総額上位のフリー (T:4478)やメルカリ (T:4385)が堅調な推移で相場を下支えし、マザーズ先物は限月高値を更新して本日の取引を終了した。
そのほか、時価総額上位のGNIグループ (T:2160)やサンバイオ (T:4592)などバイオ株の一角が終日強含みしたことも先物を押し上げる要因となったようだ。