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注目銘柄ダイジェスト(前場):日本オラクル、ハニーズHD、レカムなど

発行済 2020-12-23 11:53
更新済 2020-12-23 12:21
© Reuters.  注目銘柄ダイジェスト(前場):日本オラクル、ハニーズHD、レカムなど

ニトリHD (T:9843):21970円(+450円)反発。

前日に12月の月次動向を発表している。

既存店売上高は前年同月比19.4%増、3カ月連続でのプラス成長となり、伸び率の高さは7月以来の水準に。

客数が同17.5%増加したほか、客数も同1.6%上昇している。

在宅勤務需要継続でホームオフィス家具の売上が好調であったほか、気温の低下に伴って季節商材なども好調に推移した。

小売セクター内での相対的な販売好調が改めて評価される流れにも。

日本エスコン (T:8892):842円(-43円)大幅続落。

前日に20年12月期業績予想の下方修正を発表し、ネガティブ材料とされている。

営業利益は従来予想の133億円から121億円、前期比6.3%減と一転して減益見通しに。

新型コロナの影響によるホテル案件の販売時期の見直し及び物流用地の販売時期の期ズレなどが発生のようだ。

第3四半期累計では113億円、前年同期比31.3%増であったため、減益への下方修正にはインパクトが強まっている。

ハニーズHD (T:2792):1007円(+65円)大幅反発。

前日に上半期業績予想の修正を発表している。

営業利益は従来予想の19億円から23.6億円、前年同期比2.5%減に上方修正。

プロパー販売時期の売上が好調であったほか、収益性の高いEC売上が想定を上回ったことで利益率が上昇、販売管理費なども計画を下回る見込みであるようだ。

第1四半期は同9.6%減であり、9-11月期は増益に転じる格好となっている。

NRI (T:4307):3620円(+160円)大幅反発。

10-12月期営業利益は前年同期比9%増の230億円程度になりそうだとの観測報道が伝わっている。

同期間においては5年連続での最高益となるようだ。

株式市場活況で証券会社から取引関係のシステム利用料収入が伸びたほか、企業のDXに伴う案件も好調だったもよう。

上半期は393億円で同3.9%減益であったため、順調な収益回復確認をポジティブ視する動きが優勢に。

日本オラクル (T:4716):12930円(+1230円)大幅反発。

前日に上半期の決算を発表、営業利益は331億円で前年同期比10.0%増益となった。

第1四半期の同2.0%増に対して、9-11月期は同17.3%増と増益率が高まる形に。

ソフトウェア&ライセンス販売などが復調したほか、従業員数の減少などによって利益率なども高まっているようだ。

第1四半期決算後は増益率鈍化を嫌気して株価が大きく調整していた経緯もあり、順調な収益の回復を確認で買い安心感が強まっている。

エーアイ (T:4388):2185円(+47円)大幅に反発。

多言語音声合成エンジン提供でベルギーのアカペラ社と協業契約を締結したと発表している。

エーアイはアカペラ社の多言語音声合成製品の日本での販売権を獲得し、パッケージ製品やクラウドサービスなどの形態で21年春以降に顧客に提供する。

アカペラ社は34カ国語以上の多言語音声合成エンジンを保有しており、交通やロボット、スマートフォンなどに音声合成技術を提供する欧州最大手。

レカム (T:3323):127円(+6円)大幅に4日ぶり反発。

自社が販売するウイルス除去・除菌装置「ReSPR」について、アルミニウム表面上の新型コロナウイルスの不活化が確認されたと発表している。

米ウィスコンシン大学獣医学部・オソリオ研究所での実証実験の結果、判明した。

21年9月期業績に与える影響は現在精査中だが、必要が生じた場合には速やかに開示するとしている。

アズーム (T:3496):8040円(+270円)   8070 +300大幅に4日ぶり反発。

21年1月31日を基準日(実質的には同29日)に1株につき2株の割合で分割すると発表している。

投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めるとともに投資家層の拡大を図る目的。

また、定款を一部変更して発行可能株式総数を480万株から960万株に増やす。

同社株は前日までの続落で大きく値を下げており、75日移動平均線を下値支持線と見た向きからの買いも入っているようだ。

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