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マザーズ先物見通し:反落、緊急事態宣言でリスクセンチメントが悪化

発行済 2021-01-05 08:10
更新済 2021-01-05 08:21
© Reuters. マザーズ先物見通し:反落、緊急事態宣言でリスクセンチメントが悪化

© Reuters. マザーズ先物見通し:反落、緊急事態宣言でリスクセンチメントが悪化

本日のマザーズ先物は反落が予想される。

4日の米国市場は年明けワクチン普及や各国の製造業PMIの改善で世界経済回復期待から寄り付き後上昇し、ダウは日中取引で史上最高値を更新した。

その後、新型コロナウイルス変異種感染拡大抑制のため英国が第3回目の全土ロックダウン入りを発表、さらに、ジョージア州の上院決選投票を控えた警戒感に利益確定売りが加速し大きく下落に転じた。

ハイテク通信株の比率が高いナスダックは反落。

本日のマザーズ先物は米国市場が大幅安したことや、ナイトセッションが反落したことを受けて反落でのスタートが予想される。

国内では、緊急事態宣言が当初の9日から7日に前倒しになることで、一段とリスクセンチメントの悪化が予想される。

ただし、マザーズ市場では、時価総額上位の巣籠り関連銘柄が強含みすることで、先物を下支えすることが期待される。

個別では、GMO-GS (T:3788)が自治体向け電子署名を1年無料と日本経済新聞社が報じており、弁護士ドットコム (T:6027)など電子署名関連銘柄は競争激化懸念の思惑から、相場の重しになることが予想される。

本日の上値のメドは1200.0pt、下値のメドは1120.0ptとする。

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