(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5396.48(‐0.63)
前営業日終値 5397.11(+139.09)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 6307.91(+15.78)
前営業日終値 6292.13(+144.16)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3747.51(‐4.52)
前営業日終値 3752.03(+108.89)
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<ロンドン株式市場> ほぼ変わらず。予想を下回る米指標を受け、景気回復の失速懸
念が強まるなか、鉱山・銀行株に売りがでた。一方、原油価格の上昇を手がかりにエネル
ギー株が買われ、相場を下支えた。
夏季休暇で薄商いとなるなか、値動きは誇張された。
前日堅調だった銀行株が売られ、HSBC
資判断を引き下げ、米短期金利が上昇するまでは、HSBCの減損を除くベースでの利益
や利益率が伸び悩むとの見通しを示した。
バークレイズ
スタンダード・チャータード
上昇した。
米指標では、6月の個人消費支出・所得は予想に反し前月比横ばいとなったほか、6月
製造業新規受注も予想以上に減少した。
金属価格が小幅安となったことに追随し、鉱山株のリオ・ティント
ス
一方、米週間石油在庫統計で原油在庫の減少が見込まれるなか、原油価格が上昇し、エ
ネルギー株に買いが入った。
<欧州株式市場> 主要株価指数がほぼ横ばいで終了した。この日の米経済指標が落胆
を誘う内容となったことを受け景気減速懸念が強まる一方、ドイツの郵便・物流大手ドイ
ツポスト
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.14ポイント(0.01%)安
の1070.79。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は3.20ポイント(0.11%)安の
2818.97。この日は下落したものの、主要テクニカル抵抗線を2日連続で上回って
終了した。
米商務省が発表した6月の個人消費支出と個人所得が共に前月比横ばいとなったほか、
全米リアルター協会(NAR)が発表した6月の住宅販売保留指数は75.7と、前月か
ら低下し過去最低水準を更新した。
IGインデックス(ロンドン)のセールストレーダー、ウィル・ヘッデン氏は「住宅販
売指標と製造業受注が予想を下回り、米経済の弱さが示されたことで市場に不安感が広ま
った。しかし引き続き、短期間の相場の下げを買いを入れる好機と見ている向きもいる」
と述べた。
個別銘柄ではドイツポストが3.7%高。世界経済の回復を背景に第2・四半期の貨物
輸送量が増加したほか、2010年の業績見通しを引き上げた。
好決算を受けてBMW
軟調な金属相場を背景に鉱山株は売り優勢。アングロ・アメリカン
リトン
エネルギー関連銘柄は堅調。ドル安を背景に米原油先物
抜け3カ月ぶり高値に上昇した。BP
シェル
銀行株は前日の高値から値を消す展開。バークレイズ
ジェネラル
Sが投資判断を引き下げたことが嫌気された。
一方、4日に上期決算発表を控えたスタンダード・チャータード
2.2%上昇した。
[東京 4日 ロイター]