40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

午後3時のドル109円後半で伸び悩み、デルタ株への警戒継続

発行済 2021-07-21 15:38
更新済 2021-07-21 15:46
© Reuters.  7月21日、午後3時のドル/円は109.87円付近での推移。午前中は連休を控えた国内実需勢による手当て買いなどでが入ったが、その後は米長期金利や日経平均が上昇幅を縮め伸

[東京 21日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点(109.84/87円)に比べて小幅にドル高/円安の109.87円付近で推移している。

午前の取引では、連休を控えた国内実需勢によるドルの手当て買いなどでドルは一時109.98円まで上昇。ただ、その後は米長期金利や日経平均が上昇幅を縮め、ドルは伸び悩んだ。

市場からは、リスクオフ姿勢は和らいだものの、デルタ株への警戒感からマーケットはまだ楽観論に傾きづらい状況との見方も出ていた。

マーケット参加者の間では、引き続き新型コロナウイルスの変異株「デルタ」の感染拡大を懸念する声が聞かれた。

ただ、市場関係者は新規感染者数よりも重傷者数や死亡者数、各国のロックダウン(都市封鎖)の有無を重視しているとの見方が出ていた。「新規感染者数が増加していてもロックダウンに踏み切らない国の通貨は相対的に底堅さをみせている一方、ロックダウンが実施されている国の通貨は弱い地合いになっている」(国内信託銀行)という。

オーストラリアでは、感染抑制策のため一部の州でロックダウンが実施されており、豪ドルは対米ドル、対円で弱含んでいる。現在、豪ドル/米ドルは0.7299ドル付近、豪ドル/円は80.16円付近で推移している。

ドル/円相場は上値の重さが意識されているものの、底堅さも感じられ、「米国では経済活動がストップしてしまうような規制はなく、ドルの底堅さにつながっているのではないか」(国内証券)との声も聞かれた。

他の主要国通貨では、ユーロ/ドルは停滞ムードが続いた。欧州中央銀行(ECB)は22日、政策金利を発表する予定となっており、様子見姿勢が強まっているという。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 109.89/91 1.1764/68 129.32/36

午前9時現在 109.91/93 1.1779/83 129.49/53

NY午後5時 109.84/87 1.1779/83 129.41/45

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます