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ユーロ週間見通し:もみ合いか、欧米、中国本土株式の動向が手掛かり材料に

発行済 2021-09-18 14:37
更新済 2021-09-18 14:45
© Reuters.
■弱含み、米長期金利反発でユーロ売り強まる

今週のユーロ・ドルは弱含み。
一時1.1725ドルまでユーロ安・米ドル高に振れる場面があった。
9月14日発表の8月米消費者物価指数は7カ月ぶりの低い伸びにとどまったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)の資産購入縮小は先送りされるとの見方が広がった。
しかしながら、9月NY連銀製造業景気指数や8月米小売売上高は市場予想を上回り、米長期金利は反発したことから、ユーロ売り・米ドル買いが活発となった。
取引レンジ:1.1725ドル-1.1846ドル。


■底堅い値動きか、ユーロ圏製造業・サービス業PMIが手掛かり材料に

来週のユーロ・ドルは、底堅い値動きか。
9月23日発表のユーロ圏9月マークイット製造業・サービス業PMIが、有力な手掛かり材料となりそうだ。
予想を上回る内容なら欧州中央銀行の量的緩和策の縮小時期が早まることを想定したユーロ買いが先行しそうだ。
一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)では、資産買入れの段階的縮小(テーパリング)の必要性が改めて言及される見通し。
ただ、縮小開始時期が表明されなかった場合、ユーロ買い・ドル売りが強まる可能性がある。


予想レンジ:1.1650ドル−1.1850ドル

■弱含み、欧米諸国や中国本土の株安が嫌気される

今週のユーロ・円は弱含み。
日経平均株価の31年ぶりの高値圏浮上を受けて、リスク選好的な円売りが一時強まった。
しかし、米国の景気回復ぺースは減速しつつあることや、欧米諸国や中国本土の株安を受けてリスク回避的なユーロ売り・円買いが優勢となった。
取引レンジ:128円61銭−130円20銭。


■もみ合いか、欧米、中国本土株式の動向が手掛かり材料に

来週のユーロ・円は、もみ合いか。
9月マークイット製造業・サービス業PMIなど有力な経済指標が市場予想を上回った場合、欧州中央銀行(ECB)は早い時期に量的緩和策の縮小に着手するとの見方が浮上する可能性がある。
ただ、欧米諸国や中国本土の株式相場が続落した場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いは継続する可能性がある。


○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・23日:9月マークイット製造業PMI(8月:61.4)
・23日:9月マークイットサービス業PMI(8月:59.0)

予想レンジ:128円00銭−130円00銭


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