28日の米国市場ではNYダウが569.38ドル安の34299.99、ナスダック総合指数が423.29pt安の14546.68、シカゴ日経225先物が大阪日中比400円安の29520円といずれも大幅安。
29日早朝の為替は1ドル=111.50-60円(昨日午後3時は111.21円)。
本日の東京市場では、6月中旬以来となる1.5%台半ばまで上昇した米10年国債利回りを受けた米ハイテク株安を映してソフトバンクG (T:9984)、東エレク (T:8035)、ソニーG (T:6758)などハイテクセクター主力銘柄が軒並み下落しよう。
特に米フィラデルフィア半導体(SOX指数)の下落率が3.80%ときつかったため、東エレク、レーザーテック (T:6920)、スクリン (T:7735)、SUMCO (T:3436)などの半導体関連はとりわけ大きな下げとなりそうだ。
一方、長期金利上昇が利ザヤ拡大として追い風になる三菱UFJ (T:8306)や第一生命HD (T:8750)などの金融セクターのほか、原油先物価格の高止まりを背景にINPEX (T:1605)などの鉱業株は相対的に底堅く推移しそうだ。
そのほか、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたアサヒ (T:2502)、神戸物産 (T:3038)、ZOZO (T:3092)、イビデン (T:4062)、NRI (T:4307)、電通グループ (T:4324)、メルカリ (T:4385)、第一三共 (T:4568)、ZHD (T:4689)、リクルートHD (T:6098)、新光電気工業 (T:6967)、リンテック (T:7966)などに注目。