9月30日の米国市場では、NYダウが546.80ドル安の33843.92、ナスダック総合指数が63.86pt安の14448.58、シカゴ日経225先物が大阪日中比375円安の29305円。
10月1日早朝の為替は1ドル=111.30-40円(昨日午後3時は111.84円)。
本日の東京市場では景気敏感株を中心に大きく下落した米株市場を映し、ファナック (T:6954)や東レ (T:3402)、信越化学 (T:4063)、住友電気 (T:5802)、ダイキン (T:6367)などグローバル経済と結びつきの強い外需銘柄や輸出銘柄を中心に軟調が予想される。
また、米長期金利の上昇一服を受け、三菱UFJ (T:8306)や第一生命HD (T:8750)などの金融大手もさえない展開となりそうだ。
そのほか、日経平均採用に伴う需給要因などで前日大引けにかけて騰勢を強めた村田製 (T:6861)、キーエンス (T:6861)、任天堂 (T:7974)も反動安が予想される。
他方、ディフェンシブ性の高い武田薬 (T:4502)などの医薬品セクター、緊急事態宣言が全面解除され行動制限緩和の期待が続くことから、ANAHD (T:9202)などの空運のほかJR東日本 (T:9020)などの陸運、OLC (T:4661)などのレジャー、オープンドア (T:3926)などの旅行関連といったリオープン(経済活動再開)銘柄への物色が続きそうだ。
そのほか、強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測された東洋紡 (T:3101)、日東紡 (T:3110)、東レ (T:3402)、塩野義 (T:4507)、第一三共 (T:4568)、ルネサス (T:6723)、福山通運 (T:9075)などにも注目。