週明け4日の米国市場では、NYダウが323.54ドル安の34002.92、ナスダック総合指数が311.21pt安の14255.49、シカゴ日経225先物が大阪日中比330円安の27900円。
5日早朝の為替は1ドル=110.90-00円(昨日午後3時は111.06円)。
本日の東京市場では、再び一時1.5%台へと上昇した米長期金利の上昇や要人発言で高まったインフレ長期化懸念などを背景に、ハイテク中心に大幅下落となった米国市場を映し、東エレク (T:8035)やキーエンス (T:6861)、ソニーG (T:6758)などを中心にハイテクセクターの主力株の軟調が予想される。
また、対ドルでの円安一服感からトヨタ (T:7203)などの輸出関連もさえない動きとなりそうだ。
ただ、前日に米株安を織り込む形で先んじて下落していたことを考慮すれば、下げ渋る展開も想定される。
他方、OPECプラスでの増産ペース維持を受けて一段高となった原油先物価格を背景にINPEX (T:1605)などは堅調に推移しそうだ。
連日の急落が続き値ごろ感が出てきた海運株には短期物色が向かいそうだ。
そのほか、前日引け後に好決算や業績予想の上方修正を発表したネクステージ (T:3186)、不二越 (T:6474)などにも注目したい。
強気の投資判断や目標株価の引き上げなどが観測されたアサヒグループ (T:2502)、マツキヨココカラ (T:3088)、サイバーエージェント (T:4751)、東芝 (T:6502)、オムロン (T:6645)、メニコン (T:7780)、日本ユニシス (T:8056)、第一生命HD (T:8750)、T&DHD (T:8795)などにも注目。