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英ポンド週間見通し:下げ渋りか、原油高は引き続き支援材料に

発行済 2021-10-16 14:42
更新済 2021-10-16 14:45
© Reuters.

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■続伸、原油一段高などで買い強まる

今週のポンド・円は続伸。
原油高が続いていることや、英中央銀行は来年末にかけて政策金利を1%まで引き上げるとの見方が浮上しており、リスク選好的なポンド買い・円売りが活発となった。
対円レートは一段高となったが、米ドル・円相場が円安方向に振れたことも影響したようだ。
取引レンジ:152円73銭−157円42銭。


■下げ渋りか、原油高は引き続き支援材料に

来週のポンド・円は下げ渋りか。
中国恒大集団の債務不履行(デフォルト)懸念でリスク回避的な円買いが先行し、ポンドを下押しする可能性があろう。
ただ、英中央銀行内で金融引き締めに関する議論が出始め、2022年末までに3回程度の利上げが想定されている。
消費者物価指数(CPI)などインフレ指標が注目され、市場予想を上回った場合、ポンド買い材料に。
原油高もポンド買いを支援する要因とみられる。


○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント
・20日:9月消費者物価コア指数(8月:前年比+3.1%)
・22日:9月小売売上高(8月:前月比-0.9%)
・22日:10月マークイット製造業PMI(9月:57.1)

予想レンジ:155円50銭−158円50銭

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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、資源先高観が引き続き下支え要因に

■上昇、都市封鎖措置解除への期待高まる

今週の豪ドル・円は上昇。
国内最大都市シドニーにおける都市封鎖措置の段階的な解除への期待が高まり、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが観測された。
需給ひっ迫感による原油価格の上昇も引き続き下支えとなった。
取引レンジ:81円86銭-84円93銭。


■底堅い展開か、資源先高観が引き続き下支え要因に

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。
需給ひっ迫感による資源価格の先高観はまだ強く、引き続き豪ドルの下支えとなる。
豪準備銀行(中央銀行)は量的緩和策の縮小ペースを速める可能性は低いものの、景気回復への期待は持続していることも豪ドル相場に対する支援材料となりそうだ。


○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・19日:豪準備銀行10月理事会議事要旨

予想レンジ:83円80銭-85円80銭


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