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来週の相場で注目すべき3つのポイント:米FOMC、日米主要企業決算、IMF世界経済見通しなど

外国為替2022年01月22日 18:45
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■株式相場見通し

予想レンジ:上限28500-下限26000円


来週の日経平均は神経質な展開か。
25~26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、ボラティリティー(株価変動率)の高い相場展開が続きそうだ。


米連邦準備制度理事会(FRB)の急激なタカ派シフトに戸惑う投資家が多いなか、ハイテク・グロース(成長)株を中心に日米ともに株式市場の下落基調が強まっている。
金融引き締めが景気減速を招くとの見方から、相対的に堅調だった景気敏感株にも売りが広がってきている。


信用買い残が依然として記録的な高水準にある日本だけでなく、米国でもマージン・デット(証拠金債務)は記録的な高水準だ。
こうしたなかで年始から相場が連日で大きく下落していることから、個人を中心に投資家の含み損益は相当に悪化していると推察される。


1月5日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(昨年12月開催分)の公表以降、FRB高官らの相次ぐタカ派発言に加え、今週は有識者らから3月時利上げ幅は0.25%でなく0.5%、利上げは年8回など、金融引き締めを巡ってかなりのタカ派想定の発言が連日で飛び出した。
これだけの材料が出れば、相場にもかなり織り込まれたと思いたいが、前例のないコロナショック下での緩和策に対し、出口戦略も当然前例がないため、事前の織り込みがどの程度進んでいるかは想定しにくい。



また、相場の下落ピッチが速いため、投資家の含み損益悪化を通じた資金の逆回転に歯止めがかかりにくい様子。
こうした需給要因が相場変動に与える影響も大きく、FOMCの結果公表まで相場の動きには警戒が必要だろう。
米長期金利が週末にかけて1.76%へと大きく低下してきたことは1つの安心材料で、FOMC後のあく抜け感に期待したいところではあるが、楽観的な見方は危険で、相場の乱高下を覚悟しておいた方がよいだろう。



一方、こうしたなかで日米ともに企業の決算発表が徐々に本格化してくる。
日本では来週、日本電産 (T:6594)、ファナック (T:6954)、信越化学工業 (T:4063)、アドバンテスト (T:6857)など注目度の高い企業決算が多い。
FOMC前後とあって決算内容に対する反応が読みにくいが、年始からすでに株価が大きく下落しているため、FOMCを無難に通過すれば好決算は素直に買いにつながりそうだ。



物色動向では、足元で景気敏感・バリュー(割安)株の買いの勢いが一服してきている。
FOMC通過と同時に決算シーズンを迎えるため、FOMCの結果内容次第では物色に変化が出てくる可能性があろう。
ポジティブなシナリオとしてFOMCの無難通過を想定する場合、決算においては、足元で株価が大きく上げていた景気敏感・バリューの好決算は利益確定売りにつながりやすく、大きく売り込まれていたハイテク・グロースの好決算は見直しにつながりやすいと思われる。



■為替市場見通し


来週のドル・円は底堅い値動きか。
直近発表の12月の小売売上高や鉱工業生産は市場予想を下回っており、米国株式はさえない動きを続けていることから、株安を受けたリスク回避の円買いが観測されている。
しかしながら、1月25-26日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では、金融引き締め姿勢を打ち出すとみられ、ドル売りは一服する可能性がある。



インフレ指標が記録的な高水準となるなか、パウエルFRB議長は再任に関する議会での公聴会(1月11日開催)に出席し、インフレ抑制に意欲を示した。
副議長に就任予定のブレイナード理事も金融引き締めの姿勢を鮮明にしている。
そのため、米インフレ指標の高水準を背景にFRBによる金融正常化への期待感で3月以降、3回の利上げ実施への思惑が広がる。
1月25-26日のFOMC会合後に発表される声明で利上げ推進やバランスシートの縮小について前向きな見解が表明された場合、リスク選好的なドル買いが再び強まる可能性がある。



■来週の注目スケジュール

1月24日(月):日・米・欧・独・英・製造業/サービス業PMI(1月)、米・決算発表→IBMなど
1月25日(火):日・全国百貨店売上高(12月)、日・決算発表→オービック、ディスコ、米・S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数(11月)、米・消費者信頼感指数(1月)、米・連邦公開市場委員会(FOMC)(26日まで)、国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)公表、米・決算発表→マイクロソフト、テキサス・インスツルメンツなど
1月26日(水):日銀金融政策決定会合における主な意見(1月17・18日分)、日・企業向けサービス価格指数(12月)、日・景気動向指数(11月)、日・決算発表→ファナック、日電産、米・新築住宅販売件数(12月)、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見、米・決算発表→テスラ、インテルなど
1月27日(木):日・工作機械受注(12月)、日・決算発表→信越化、NRI、アドテスト、新光電工、富士通、富士電、米・GDP速報値(10-12月)、米・耐久財受注(12月)、米・中古住宅販売成約指数(12月)、米・決算発表→アップルなど
1月28日(金):日・決算発表→スクリンH、ミスミG、オムロン、米・個人所得/個人支出(12月)、米・PCEコアデフレータ(12月)、米・ミシガン大学消費者マインド指数(1月)など1月30日(日):中・製造業/サービス業PMI(1月)、中・財新製造業PMI(1月)など

来週の相場で注目すべき3つのポイント:米FOMC、日米主要企業決算、IMF世界経済見通しなど
 

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