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米国株見通し:自律反発か、買戻しもFOMCにらみ

発行済 2022-01-24 14:12
更新済 2022-01-24 14:15
© Reuters.
(14時00分現在)

S&P500先物      4,429.20(+31.3)
ナスダック100先物  14,549.10(+110.7)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調。
NYダウ先物は200ドル高。
NY原油先物(WTI)は強含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。



21日の主要3指数は大幅続落。
ナスダックの大幅な下げは歯止めがかからず、6日連続で売り優勢のダウは終盤に下げ幅を拡大し、34000ドル台前半に値を下げた。
連邦公開市場委員会(FOMC)を前に連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速の影響に懸念が強まった。
金利高の一服で買戻しもみられたが、この日発表されたネットフリックスの決算見通しで業績鈍化が予想され、幅広い売りが下げを主導した。



本日は自律反発か。
前週にナスダックを中心に主要指数は大きく下げ、反動により買戻しが期待される。
長期金利の上昇が抑制されていることから、決算発表のハイテク企業が好業績なら割安感の生じた関連株への買いが入り相場をけん引しそうだ。
ただ、今晩発表のPMIは製造業、サービス業とも前回から伸びは鈍化する見通し。
明日から開催されるFOMCを前にFRBの引き締め加速に思惑が広がれば、指数の戻りを抑えよう。



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