[香港 29日 ロイター] -
上海総合指数 .SSEC 前営業日比 売買代金概算
大引け(暫定値)2359.127 11.409高 1708.8億元(上海A株)
前場終値 2357.418 9.700高 954.8億元(上海A株)
寄り付き 2353.708 5.990高
前営業日終値 2347.718 2.615高 1480.3億元(上海A株)
ハンセン指数 .HSI
前場終値 23218.64 459.77安 475.5億香港ドル
寄り付き 23399.51 278.90安
前営業日終値 23678.41 89.72安 667.9億香港ドル
中国株式市場は続伸で終了した。暫定ベースの終値は約1年7カ月ぶり高値。国有企業改革で恩恵を受けると見込まれる銘柄が上昇を主導した。
香港での民主派デモの影響はみられていない。
暫定ベースの終値は、上海総合指数 .SSEC が11.409ポイント(0.49%)高の2359.127。
大型株中心で深セン上場銘柄を含む滬深300指数 .CSI300 は10.598ポイント(0.43%)高の2447.799。
中国船舶重工 601989.SS が値幅制限いっぱいの10%まで上昇したほか、中国船舶工業(CSSCホールディングス) 600150.SS も2.9%高となった。
現地メディアの報道によると、国の資産を最大限に活用する防衛関連企業の改革に沿う形で、造船分野の変革も見込まれている。
SDICパワー 600886.SS が5.1%高。親会社の資産リストラ着手で、株価が上昇するとの観測が背景。
不動産開発株が軟化し、万科企業 000002.SZ は1.2%安。ノムラは29日、的を絞った政策緩和が維持される場合、中国の不動産市場の調整局面は2015年中続く可能性があるとの見方を示した。