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MLB=「大谷ルール」導入発表、投手降板後もDHで出場可

発行済 2022-04-01 09:19
更新済 2022-04-01 09:27

[31日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)と選手会は31日、投打同時出場した先発投手が降板後も指名打者(DH)として出場続行が可能となる規則(通称「大谷ルール」)を今季から導入すると正式発表した。

昨シーズン、大谷が投打同時出場する場合、エンゼルスはDH起用を見送らなければならず、大谷が降板すると打者としても交代となるため、その後に代打などでやりくりする必要があった。大谷の打席を確保するため、投手交代の際に外野守備に変更することもあった。

© Reuters.  MLBと選手会は31日、投打同時出場した先発投手が降板後もDHとして出場続行が可能となる規則、通称「大谷ルール」の今季からの導入を正式発表した(2022年 ロイター/USA TODAY Sports)

一方、オールスターでは今季導入ルールと同様の特別ルールが採用され、大谷は「1番・指名打者」兼「先発投手」として史上初の「リアル二刀流」を実現させた。

選手会幹部は今回の決定について「DH拡大や二刀流選手に才能を発揮するための柔軟性を提供することは野球界の将来のためになる」とリリースで説明した。

また、開幕から5月1日までのロースター枠を26人から28人に増やすこと、延長戦のタイブレーク制(無死二塁からスタート)の採用なども発表された。

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