[パリ 31日 ロイター] - 4月10日に行われる仏大統領選第1回投票を巡り、調査会社エラブが仏紙レゼコーとラジオ局ラジオ・クラシックの委託で行った世論調査で、極右候補のマリーヌ・ルペン氏がサルコジ元大統領を抜いて支持率2位となっている。
調査によると、ルペン氏に「良い印象」を持っているとの回答者割合は35%だった。2017年に同氏がマクロン大統領に敗れた際の支持率は32%だった。
今回調査における支持率トップはフィリップ前首相の44%。3位となったサルコジ氏の支持率は33%だった。調査はマクロン大統領とカステックス首相の支持率を調べていない。
ルペン氏に「極めて悪い印象」を持つとの回答は、17年の46%から現在は34%となった。