■業績動向
2. 財務状況と経営指標
ビジネス・ブレークスルー (TYO:2464)の2022年3月期第3四半期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比304百万円増加の8,707百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が322百万円減少し、固定資産では有形固定資産が234百万円、のれんを中心に無形固定資産が293百万円それぞれ増加した。
負債合計は前期末比414百万円増加の4,312百万円となった。
有利子負債が18百万円増加し、プラットフォームサービス事業において新スクールイヤー(8月~7月)のための授業料等により契約負債が557百万円増加した。
また、純資産合計は前期末比109百万円減少の4,395百万円となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益を計上した一方で、収益認識に関する会計基準等の適用による影響、及び配当金支出により利益剰余金が205百万円減少し、自己株式が84百万円減少(増加要因)した。
経営指標を見ると、M&Aを実行したこともあって自己資本比率が前期末の53.4%から50.3%に低下し、有利子負債比率が36.5%から37.9%と若干上昇したが、問題のない水準であり、財務内容は引き続き健全性を維持しているものと判断される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
2. 財務状況と経営指標
ビジネス・ブレークスルー (TYO:2464)の2022年3月期第3四半期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比304百万円増加の8,707百万円となった。
主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が322百万円減少し、固定資産では有形固定資産が234百万円、のれんを中心に無形固定資産が293百万円それぞれ増加した。
負債合計は前期末比414百万円増加の4,312百万円となった。
有利子負債が18百万円増加し、プラットフォームサービス事業において新スクールイヤー(8月~7月)のための授業料等により契約負債が557百万円増加した。
また、純資産合計は前期末比109百万円減少の4,395百万円となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益を計上した一方で、収益認識に関する会計基準等の適用による影響、及び配当金支出により利益剰余金が205百万円減少し、自己株式が84百万円減少(増加要因)した。
経営指標を見ると、M&Aを実行したこともあって自己資本比率が前期末の53.4%から50.3%に低下し、有利子負債比率が36.5%から37.9%と若干上昇したが、問題のない水準であり、財務内容は引き続き健全性を維持しているものと判断される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)