以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年5月2日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
3月上旬からコロナの再拡大が始まった上海では、4月末でコロナによる死者数が過去最多を更新するまでの事態となっています。
5月に入った現在、ゼロコロナ政策を取りながらも北京での感染拡大も確認されており、先の見通せないリスクが新たに追加されました。
御存知の通り外部環境の悪さを嫌気してNYダウ・日経平均ともに上値が重い展開となっています。
米国の住宅価格のインフレが顕著で、住宅価格の高騰による需要の減退が起こっているようです。
予想以上にインフレが加速している状況を受けて、FRBとしては5月のFOMC後も段階的に金利を引き上げたいとの意向が見て取れます。
その一方で日銀は、4月27日・28日の金融政策決定会合で金融緩和を継続する方針を明らかにしました。
日本としては待ちに待ったデフレからインフレに転換できる機会ですが、企業が社員の給与に転嫁する好循環を生み出せるのか疑問です。
投資家としては、政府主導で景気や日本株全体を底上げするようなサプライズの経済政策が欲しいところですな。
目先の5月下旬では、TOPIXの浮動株比率の厳格化による需給悪化や、日米豪印4カ国でのクアッドサミット開催で日中関係にネガティブにはたらく可能性も予想されます。
なんだか先の事を考えるとため息が出てしまいますが、外部環境ばかりに目を向けてもキリがありませんので、まずは基本に立ち返って割安&好業績の銘柄を狙っていきたいところです。
半導体商社である東京エレクトロンデバイス (TYO:2760)は、4月26日に決算発表後に動意しました。
23年3月期も増益予想で、年間配当を205円から240円へ増配しております。
チャート(日足)はおよそ半年近く下落基調でしたが、トレンド転換するか監視です。
同じく4月26日に決算を発表した日本鋳造 (TYO:5609)は、前期の年間配当を25円から30円へ増配に加えて上限7.3%の自社株買いも発表しました。
PER・PBRも割安で、半導体製造装置向けや鉱山機械向け鋳鋼品が好調な模様です。
ステンレス鋼の専門商社のUEX (TYO:9888)は、4月22日に上方修正を発表しております。
再販価格の見直しで利益率が改善した事や、円安の恩恵を受けて好業績となりました。
PER・PBRもかなり割安水準で、5月13日の決算発表前後で値動きがあるか。
小型・精密サーボモーターを手掛ける山洋電気 (TYO:6516)は、4月26日に業界トップの高加速度を誇るリニアサーボモータを開発したと発表すると急動意しました。
翌日の決算発表も好感されると、底値圏から一気に75日移動平均線を上抜いております。
23年3月期も最高益予想ながら株価は割安であり、技術力も充分となると見過ごす訳にはいきませんな。
電子部品・材料商社のエレマテック (TYO:2715)も2期連続の最高益となりました。
車載向けや5G関連商品が業績寄与した事もあり、年間配当を53円から60円へ増配しております。
4月22日の決算後に年初来高値を更新するなど、地合いの悪さを感じさせませんねぇ。
最後は23年度3月期が僅かに減益予想となるも動意した東京製鐵 (TYO:5423)です。
4月22日に決算と併せて2.42%の自社株買いと増配の発表が好感されました。
製品出荷の増加に加えて、鉄スクラップ単価の利幅拡大が業績寄与したとの事。
チャート(日足)はじわじわと下値を切り上げております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年5月2日10時に執筆
株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
3月上旬からコロナの再拡大が始まった上海では、4月末でコロナによる死者数が過去最多を更新するまでの事態となっています。
5月に入った現在、ゼロコロナ政策を取りながらも北京での感染拡大も確認されており、先の見通せないリスクが新たに追加されました。
御存知の通り外部環境の悪さを嫌気してNYダウ・日経平均ともに上値が重い展開となっています。
米国の住宅価格のインフレが顕著で、住宅価格の高騰による需要の減退が起こっているようです。
予想以上にインフレが加速している状況を受けて、FRBとしては5月のFOMC後も段階的に金利を引き上げたいとの意向が見て取れます。
その一方で日銀は、4月27日・28日の金融政策決定会合で金融緩和を継続する方針を明らかにしました。
日本としては待ちに待ったデフレからインフレに転換できる機会ですが、企業が社員の給与に転嫁する好循環を生み出せるのか疑問です。
投資家としては、政府主導で景気や日本株全体を底上げするようなサプライズの経済政策が欲しいところですな。
目先の5月下旬では、TOPIXの浮動株比率の厳格化による需給悪化や、日米豪印4カ国でのクアッドサミット開催で日中関係にネガティブにはたらく可能性も予想されます。
なんだか先の事を考えるとため息が出てしまいますが、外部環境ばかりに目を向けてもキリがありませんので、まずは基本に立ち返って割安&好業績の銘柄を狙っていきたいところです。
半導体商社である東京エレクトロンデバイス (TYO:2760)は、4月26日に決算発表後に動意しました。
23年3月期も増益予想で、年間配当を205円から240円へ増配しております。
チャート(日足)はおよそ半年近く下落基調でしたが、トレンド転換するか監視です。
同じく4月26日に決算を発表した日本鋳造 (TYO:5609)は、前期の年間配当を25円から30円へ増配に加えて上限7.3%の自社株買いも発表しました。
PER・PBRも割安で、半導体製造装置向けや鉱山機械向け鋳鋼品が好調な模様です。
ステンレス鋼の専門商社のUEX (TYO:9888)は、4月22日に上方修正を発表しております。
再販価格の見直しで利益率が改善した事や、円安の恩恵を受けて好業績となりました。
PER・PBRもかなり割安水準で、5月13日の決算発表前後で値動きがあるか。
小型・精密サーボモーターを手掛ける山洋電気 (TYO:6516)は、4月26日に業界トップの高加速度を誇るリニアサーボモータを開発したと発表すると急動意しました。
翌日の決算発表も好感されると、底値圏から一気に75日移動平均線を上抜いております。
23年3月期も最高益予想ながら株価は割安であり、技術力も充分となると見過ごす訳にはいきませんな。
電子部品・材料商社のエレマテック (TYO:2715)も2期連続の最高益となりました。
車載向けや5G関連商品が業績寄与した事もあり、年間配当を53円から60円へ増配しております。
4月22日の決算後に年初来高値を更新するなど、地合いの悪さを感じさせませんねぇ。
最後は23年度3月期が僅かに減益予想となるも動意した東京製鐵 (TYO:5423)です。
4月22日に決算と併せて2.42%の自社株買いと増配の発表が好感されました。
製品出荷の増加に加えて、鉄スクラップ単価の利幅拡大が業績寄与したとの事。
チャート(日足)はじわじわと下値を切り上げております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず