40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

前場に注目すべき3つのポイント~上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開~

発行済 2022-05-16 08:34
更新済 2022-05-16 08:45
© Reuters.
16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。



■株式見通し:上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開
■KDDI、23/3営業利益 3.7%増の1兆1000億円を見込む
■前場の注目材料:NTN、風力保守で北拓と提携、200億円事業目指す


■上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開

16日の日本株市場は、上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開が見込まれよう。
13日の米国市場はNYダウが466ドル高だった。
暗号資産市場が持ち直したため金融市場混乱をもたらすとの脅威が後退し、ハイテク株を中心に買い戻しの動きとなった。
ナスダックの上昇率は今年最大となったほか、S&P500は3営業日ぶりに4000ポイントを回復した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比285円高の26675円。
円相場は1ドル129円30銭台で推移している。


シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まることになりそうだ。
先週末の大幅反発に対する反動は警戒されやすいところではあるものの、節目の26500円を突破してくる可能性は高く、26500円を支持線に26800円水準に位置している25日線などの抵抗線を意識したトレンド形成が期待されてきそうだ。
25日、75日線接近では戻り待ちの売りが警戒されそうだが、米国市場のリバウンドの動きにより、スタンスとしては押し目狙いのロングになろう。


また、先週末で決算発表がピークを通過した。
足元では先週末の決算企業に対する市場反応を見極める動きになりそうだが、ピークを通過したことから機関投資家も動きやすくなったと考えられ、インデックスに絡んだ資金流入は意識されやすいところ。
また、週末の決算では今期見通しがコンセンサスを下回っている企業が目立っているため、より良好な決算を発表した企業に短期の値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。


物色としては決算を手掛かりとした銘柄のほか、インデックスに絡んだ商いから、東エレク (TYO:8035)など指数インパクトの大きい値がさ株が注目されよう。
先週末の大幅上昇においても、水準としてはボトムからの反発であり、トレンドは弱気形状の銘柄が多い状況だ。
東エレク辺りが一段高を見せてくるようだと、センチメント改善に繋がる可能性はありそうだ。
そのほか、ナスダックは3.8%の上昇となるなか、これまで物色の圏外に置かれていた中小型株などへの自律反発を狙った動きが意識されそうだ。



■KDDI、23/3営業利益 3.7%増の1兆1000億円を見込む

KDDI (TYO:9433)が発表した2022年3月期業績は、売上高が前期比2.5%増の5兆4467.80億円、営業利益は同2.2%増の1兆605.92億円だった。
期首計画を上回っての着地。
23年3月期業績は、売上高が2.1%増の5兆5600億円、営業利益は3.7%増の1兆1000億円を見込んでおり、コンセンサス(1兆970億円程度)を上回る。
発行済み株式総数(自己株式除く)の2.6%にあたる5700万株を上限とする自社株買いの実施を決めた。



■前場の注目材料

・日経平均は上昇(26427.65、+678.93)
・NYダウは上昇(32196.66、+466.36)
・ナスダック総合指数は上昇(11805.00、+434.04)
・シカゴ日経先物は上昇(26675、大阪比+285)
・1ドル=129.30-40円
・SOX指数は上昇(2970.37、+143.16)
・VIX指数は低下(28.87、-2.90)
・米原油先物は上昇(110.49、+4.36)
・米国景気の拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い


・NTN (TYO:6472)風力保守で北拓と提携、200億円事業目指す
・東芝 (TYO:6502)綱川議長が取締役退任、取締役候補の発表延期
・グンゼ (TYO:3002)メディカル事業再編、10月に新会社発足
・スズキ (TYO:7269)インドに4輪新工場、1830億円投資、25年稼働
・近鉄GHD (TYO:9041)近鉄エクスを完全子会社化、1680億円でTOB
・アルプスアルパイン (TYO:6770)テイ・エステックと次世代車向け車内空間を開発
・極東開 (TYO:7226)新経営計画、30年度めど売上高2000億円、特装車事業加速
・ヤマハ発 (TYO:7272)今年度2輪車販売、半導体不足でも計画維持
・ACSL (TYO:6232)農業ロボVBに出資、制御技術で高度化
・三井E&S (TYO:7003)新中計策定、25年度売上高2800億円
・KDDI (TYO:9433)中期経営戦略、5G整備に7000億円、携帯客単価を改善


☆前場のイベントスケジュール


・11:00 中・4月鉱工業生産(前年比予想:+0.5%、3月:+5.0%)
・11:00 中・4月小売売上高(前年比予想:-6.2%、3月:-3.5%) <ST>

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます