[東京 14日 ロイター] - 松野博一官房長官は14日の閣議後会見で、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)について、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返すなど厳しい地域の安全保障環境を踏まえれば、同協定が「引き続き安定的に運用されていくことが重要だ」と述べた。
松野長官は、同協定は日韓間の安全保障分野における協力と連携を強化し、地域の平和と安定に寄与するものだとも話した。政府として同協定のもとで今後も必要に応じて情報共有を行っていく考えを示した。
韓国の朴振(パク・ジン)外相は13日、米ワシントンで会見し、文在寅(ムン・ジェイン)前政権が一時破棄すると通告した日本とのGSOMIAについて早期に正常運用させたいと発言している。