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個人投資家・有限亭玉介:骨太の方針で思惑!国策銘柄に注目【FISCOソーシャルレポーター】

発行済 2022-06-19 10:00
更新済 2022-06-19 10:15
© Reuters.
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


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※2022年6月13日14時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。


岸田首相が掲げる「新しい資本主義」の詳細を盛り込んだ「骨太の方針」を見るに、以前よりは株式市場に寄り添った内容ではあるかな…とは見ております。
あたくし達のような個人投資家としては分配より成長拡大路線に乗ってもらえれば安心なのですが、財務省に親戚が多く株式を全く保有していない岸田首相ですので、緊縮財政とどっちつかずになる可能性も捨てきれません。
まぁ、まだ、あたくしにとっては「不安、不安」のファンファン大佐ですね。
(※「仮面ノリダー」好きでした)

とはいえ、今は岸田首相が発表した「骨太の方針」に関連するテーマ株が物色されていますので市場は好感しています。
これまでに物色される機会がなかった意外性のあるテーマ株も買われておりますよ。
海外情勢のネガティブ材料を跳ね返すくらい、中長期でトレンドを形成して欲しいですねぇ。


GDP2%以上で注目される防衛関連の他に、スタートアップ支援やユニークなものとしては社会人の学び直し(リスキリング)関連にも思惑買いから資金が流入したようです。
DX関連がコロナ禍でスタンダードとなった事もあり、働きやすさや転職に柔軟な社会の実現へ向けて、社会人の学び直しも企業を中心に普及するかもしれませんな。


これから「骨太の方針」の内容がどれだけ実現されるのか楽しみではありますねぇ。
米長期金利が一服したタイミングで「骨太の方針」が発表された事も投資家に好感されたように思えます。
これから夏へ向けて徐々にリスクオンとなるのか…。


まずは産業機械の老舗である豊和工業 (TYO:6203)です。
防衛関連として直近で急動意しております。
今期の業績予想は振るわないものの、GDPの2%以上を目処に防衛費を拡大させるというインパクトの強さから買いが流入しました。


防衛省から救難飛行艇や航空機を受注している新明和工業 (TYO:7224)も防衛関連として物色されております。
年初来高値を更新した同社は、今後の値動きを注視したいところです。
PBRは割安水準ですので、値ごろ感はありますな。


化薬や化学品を主力展開するカーリットHD (TYO:4275)は、ロケットなどの推進薬や爆薬などを製造している事から思惑で買われた模様です。
今期業績は横ばいですが、PER・PBRが割安で「骨太の方針」が好業績へ転じる起爆剤となるか監視中。


そして防衛関連として放射線防護工事を手掛ける技研ホールディングス (TYO:1443)は、ウクライナ情勢における核戦力を意識した放射能対策関連として物色された経緯があります。
小型株ながら「骨太の方針」でも思惑が入ったようですな。
PBRも割安となっています。


個人向けオンライン資格講座サービスなどを提供するKIYOラーニング (TYO:7353)は、社会人の学び直し関連として物色されました。
底値圏から「骨太の方針」の発表後に動意すると、25日線・75日線ともに上抜いております。
法人向けの受注が増加しているようで、急成長フェーズへ移行しているとの事。


スタートアップ企業向け人材支援サービスを主力とするフォースタートアップス (TYO:7089)は、「骨太の方針」におけるスタートアップ支援で思惑となりました。
チャート(日足)は下落基調で底値圏ながら、5月に発表した決算説明会資料で「25年3月期に連結売上高50億円を目指す」との売上目標を発表した事も好感されております。


さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。


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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

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