6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:長期金利低下により低迷が続いていたグロース株を見直す動きも
■イオンディライ、1Q営業利益 32.82億円、23/2予想 170億円
■前場の注目材料:ダイヘン、溶接システムを開発、EV用モーター部材接合に最適化
■長期金利低下により低迷が続いていたグロース株を見直す動きも
6日の日本株市場は、売り優勢ながらも底堅さが意識されてきそうだ。
5日の米国市場はNYダウが129ドル安となる一方で、ナスダック、S&P500は上昇した。
景気後退懸念が強まるなか売り優勢の相場展開だった。
その後発表された5月製造業受注や耐久財受注が予想外に改善したため持ち直す局面も見られたが、NYダウは終日軟調推移。
そのなかで金利低下を背景にハイテクの一角に買い戻しの動きが見られた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の26245円。
円相場は1ドル135円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時25900円まで売られる場面も見られたため、売り一巡後の戻りの鈍さが意識されてくるようだと、売り仕掛け的な動きが入りやすいところだろう。
もっとも、VIX指数は小幅な上昇にとどまっており、リスク回避姿勢はそれほど強まらないと見られる。
短期的に売り仕掛けてくる局面においては、押し目狙いのスタンスになりそうだ。
また、米国ではハイテク株の一角に買い戻しの動きが見られており、足元で不安定な値動きが続いている値がさハイテク株への押し目買いに波及する可能性もあることから、日経平均を下支えすることになるだろう。
そのほか、バイデン政権が対中追加関税の一部解除に近づいているとの報道もあるなか、中国の劉鶴副首相とイエレン米財務長官はオンラインで会談し、米国の経済制裁や関税について協議したと報じられている。
米中対立の緩和への期待から売りも仕掛けづらくさせそうである。
米景気後退懸念は根強いものの、長期金利の低下を手掛かりにハイテク株を見直し動きが見られていることから、グロース株への物色も意識されやすいだろう。
昨日のマザーズ指数は上昇し、5日、25日線を上回ってきた。
5日、25日線とのデッドクロス発生が近づくなか、リバウンドを見せてくるようだと、長期的な低迷が続いていたグロース株を見直す動きが一段と強まる可能性もありそうだ。
■イオンディライ、1Q営業利益 32.82億円、23/2予想 170億円
イオンディライ (TYO:9787)が発表した第1四半期業績は、売上高が717.86億円、営業利益が32.82億円(前年同期は37億円)だった。
DXをはじめとした先行投資を積極的に実施したことにより営業利益は前年同期比で減益。
売上高、営業利益ともに、通期計画に対しては遅れが生じている状況。
23年2月期業績は、売上高が前期比2.4%減の3100億円、営業利益は同8.1%増の170億円を計画。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26423.47、+269.66)
・ナスダック総合指数は上昇(11322.24、+194.39)
・SOX指数は上昇(2477.64、+19.19)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化
・ダイヘン (TYO:6622)溶接システムを開発、EV用モーター部材接合に最適化
・浜松ホトニクス (TYO:6965)画像計測機の新棟竣工、生産能力1.7倍
・住友商事 (TYO:8053)バングラデシュでISP資格、工業団地入居企業のDX化支援
・豊田通商 (TYO:8015)エモーティブと対話型AI共同開発
・マツダ (TYO:7261)メキシコ工場を2日間操業停止、半導体不足で
・JUKI (TYO:6440)JUKIなど3社、共同出資会社の設立完了、工業用ミシン事業を拡大
・ISID (TYO:4812)都市OS発売、内閣府の設計概念準拠、自治体スマートシティ実現へ
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>
■株式見通し:長期金利低下により低迷が続いていたグロース株を見直す動きも
■イオンディライ、1Q営業利益 32.82億円、23/2予想 170億円
■前場の注目材料:ダイヘン、溶接システムを開発、EV用モーター部材接合に最適化
■長期金利低下により低迷が続いていたグロース株を見直す動きも
6日の日本株市場は、売り優勢ながらも底堅さが意識されてきそうだ。
5日の米国市場はNYダウが129ドル安となる一方で、ナスダック、S&P500は上昇した。
景気後退懸念が強まるなか売り優勢の相場展開だった。
その後発表された5月製造業受注や耐久財受注が予想外に改善したため持ち直す局面も見られたが、NYダウは終日軟調推移。
そのなかで金利低下を背景にハイテクの一角に買い戻しの動きが見られた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円安の26245円。
円相場は1ドル135円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時25900円まで売られる場面も見られたため、売り一巡後の戻りの鈍さが意識されてくるようだと、売り仕掛け的な動きが入りやすいところだろう。
もっとも、VIX指数は小幅な上昇にとどまっており、リスク回避姿勢はそれほど強まらないと見られる。
短期的に売り仕掛けてくる局面においては、押し目狙いのスタンスになりそうだ。
また、米国ではハイテク株の一角に買い戻しの動きが見られており、足元で不安定な値動きが続いている値がさハイテク株への押し目買いに波及する可能性もあることから、日経平均を下支えすることになるだろう。
そのほか、バイデン政権が対中追加関税の一部解除に近づいているとの報道もあるなか、中国の劉鶴副首相とイエレン米財務長官はオンラインで会談し、米国の経済制裁や関税について協議したと報じられている。
米中対立の緩和への期待から売りも仕掛けづらくさせそうである。
米景気後退懸念は根強いものの、長期金利の低下を手掛かりにハイテク株を見直し動きが見られていることから、グロース株への物色も意識されやすいだろう。
昨日のマザーズ指数は上昇し、5日、25日線を上回ってきた。
5日、25日線とのデッドクロス発生が近づくなか、リバウンドを見せてくるようだと、長期的な低迷が続いていたグロース株を見直す動きが一段と強まる可能性もありそうだ。
■イオンディライ、1Q営業利益 32.82億円、23/2予想 170億円
イオンディライ (TYO:9787)が発表した第1四半期業績は、売上高が717.86億円、営業利益が32.82億円(前年同期は37億円)だった。
DXをはじめとした先行投資を積極的に実施したことにより営業利益は前年同期比で減益。
売上高、営業利益ともに、通期計画に対しては遅れが生じている状況。
23年2月期業績は、売上高が前期比2.4%減の3100億円、営業利益は同8.1%増の170億円を計画。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26423.47、+269.66)
・ナスダック総合指数は上昇(11322.24、+194.39)
・SOX指数は上昇(2477.64、+19.19)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化
・ダイヘン (TYO:6622)溶接システムを開発、EV用モーター部材接合に最適化
・浜松ホトニクス (TYO:6965)画像計測機の新棟竣工、生産能力1.7倍
・住友商事 (TYO:8053)バングラデシュでISP資格、工業団地入居企業のDX化支援
・豊田通商 (TYO:8015)エモーティブと対話型AI共同開発
・マツダ (TYO:7261)メキシコ工場を2日間操業停止、半導体不足で
・JUKI (TYO:6440)JUKIなど3社、共同出資会社の設立完了、工業用ミシン事業を拡大
・ISID (TYO:4812)都市OS発売、内閣府の設計概念準拠、自治体スマートシティ実現へ
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>