4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:28000円での攻防も押し目待ちの買い意欲は強い
■昭電工、22/12上方修正 経常利益850億円←790億円
■前場の注目材料:今仙電機製作所、間接部門2割をDX人材に、全社横断で業務革新
■28000円での攻防も押し目待ちの買い意欲は強い
4日の日本株市場は、買い先行で始まるものの、日経平均の28000円水準での強弱感が対立しやすいだろう。
3日の米国市場ではNYダウが416ドル高だった。
セントルイス連銀のブラード総裁がインタビューで、国内経済は景気後退ではないとしたため、買い戻しの動きが先行した。
また、7月のISM非製造業景況指数が予想外に改善し、4月来の高水準となったことも景気への懸念を和らげる格好となった。
長期金利が低下したことから、アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズなど大型テック株が買われた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比265円高の27975円。
円相場は1ドル133円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。
ただし、日経平均の28000円水準は足元で上値抵抗線として意識されていることもあり、買い一巡後は次第にこう着感が強まるといった見方がコンセンサスであろう。
もっとも、米国ではハイテク株を買い直す動きが継続しており、ナスダックは6月の戻り高値水準を明確に上放れてきている。
指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する動きが一段と強まる可能性はありそうだ。
また、ペロシ米下院議長が台湾訪問をきっかけに、直近で27500円水準まで下落する場面も見られたが、台湾訪問を終えたことから米中間の地政学リスクに対する過度な警戒感は後退しているだろう。
その後の底堅さから押し目待ちの買い意欲は強いと見られ、28000円水準を上放れてくるようだと、持ち高を減らしていたファンドによる買いの動きが強まることも想定される。
そのため、押し目待ちの買い方についても、下値を切り上げてくる可能性はありそうだ。
そのため、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目買いのスタンスとなろう。
また、NT倍率は先物中心限月で一時14.40倍まで上昇してきた。
6月高値の14.42倍に迫ってきており、日経平均型優位の展開が強まりやすいだろう。
その他、トヨタ (TYO:7203)の決算を控え、決算後にアク抜け的な動きを見せてくるようだと、輸出関連などへの物色に向かわせそうである。
中小型株については、マザーズ指数が725ポイント辺りで上値を抑えられているものの、切り上がる5日線に沿ったリバウンドを継続している。
ナスダックの強い動きを支援材料にリバウンド狙いの動きが期待される。
■昭電工、22/12上方修正 経常利益850億円←790億円
昭電工 (TYO:4004)は2022年12月期業績予想の修正を発表。
売上高は1兆3500億円から1兆5000億円、経常利益を790億円から850億円に上方修正した。
半導体・電子材料セグメントが好調に推移。
売上高は数量減少等があったものの円安や値上げ等により、期初予想を上回る。
経常利益は、急速な円安進行により外貨建て資産の評価益が発生し、金融収支も改善した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(27741.90、+147.17)
・NYダウは上昇(32812.50、+416.33)
・ナスダック総合指数は上昇(12668.16、+319.40)
・シカゴ日経先物は上昇(27975、大阪比+265)
・1ドル=133.80-90円
・SOX指数は上昇(3053.46、+78.72)
・VIX指数は低下(21.95、-1.98)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を長期化
・今仙電機製作所 (TYO:7266)間接部門2割をDX人材に、全社横断で業務革新
・ブリヂストン (TYO:5108)防振ゴム事業譲渡を延期、規制当局の承認未完了
・ローランドDG (TYO:6789)タイ工場増強、歯科用デンタル加工機など拡販
・IIJ (TYO:3774)データセンターに蓄電池導入、夜間電力でピークカット
・新光電工 (TYO:6967)半導体パッケージ増産、280億円投じ新潟に新棟
・キヤノン (TYO:7751)今月末から複合機など挽回生産、部品不足解消めど
・任天堂 (TYO:7974)CGアニメ会社のダイナモピクチャーズ買収
・阪和興業 (TYO:8078)インドネシアでニッケル化合物製造、リチウム電池向け
・住友鉱 (TYO:5713)住鉱テックをミツミ電機に売却
☆前場のイベントスケジュール
・10:30 豪・6月貿易収支(予想:+140.00億豪ドル、5月:+159.65億豪ドル) <ST>
■株式見通し:28000円での攻防も押し目待ちの買い意欲は強い
■昭電工、22/12上方修正 経常利益850億円←790億円
■前場の注目材料:今仙電機製作所、間接部門2割をDX人材に、全社横断で業務革新
■28000円での攻防も押し目待ちの買い意欲は強い
4日の日本株市場は、買い先行で始まるものの、日経平均の28000円水準での強弱感が対立しやすいだろう。
3日の米国市場ではNYダウが416ドル高だった。
セントルイス連銀のブラード総裁がインタビューで、国内経済は景気後退ではないとしたため、買い戻しの動きが先行した。
また、7月のISM非製造業景況指数が予想外に改善し、4月来の高水準となったことも景気への懸念を和らげる格好となった。
長期金利が低下したことから、アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズなど大型テック株が買われた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比265円高の27975円。
円相場は1ドル133円90銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。
ただし、日経平均の28000円水準は足元で上値抵抗線として意識されていることもあり、買い一巡後は次第にこう着感が強まるといった見方がコンセンサスであろう。
もっとも、米国ではハイテク株を買い直す動きが継続しており、ナスダックは6月の戻り高値水準を明確に上放れてきている。
指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する動きが一段と強まる可能性はありそうだ。
また、ペロシ米下院議長が台湾訪問をきっかけに、直近で27500円水準まで下落する場面も見られたが、台湾訪問を終えたことから米中間の地政学リスクに対する過度な警戒感は後退しているだろう。
その後の底堅さから押し目待ちの買い意欲は強いと見られ、28000円水準を上放れてくるようだと、持ち高を減らしていたファンドによる買いの動きが強まることも想定される。
そのため、押し目待ちの買い方についても、下値を切り上げてくる可能性はありそうだ。
そのため、買い一巡後にこう着感が強まる局面においては、押し目買いのスタンスとなろう。
また、NT倍率は先物中心限月で一時14.40倍まで上昇してきた。
6月高値の14.42倍に迫ってきており、日経平均型優位の展開が強まりやすいだろう。
その他、トヨタ (TYO:7203)の決算を控え、決算後にアク抜け的な動きを見せてくるようだと、輸出関連などへの物色に向かわせそうである。
中小型株については、マザーズ指数が725ポイント辺りで上値を抑えられているものの、切り上がる5日線に沿ったリバウンドを継続している。
ナスダックの強い動きを支援材料にリバウンド狙いの動きが期待される。
■昭電工、22/12上方修正 経常利益850億円←790億円
昭電工 (TYO:4004)は2022年12月期業績予想の修正を発表。
売上高は1兆3500億円から1兆5000億円、経常利益を790億円から850億円に上方修正した。
半導体・電子材料セグメントが好調に推移。
売上高は数量減少等があったものの円安や値上げ等により、期初予想を上回る。
経常利益は、急速な円安進行により外貨建て資産の評価益が発生し、金融収支も改善した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(27741.90、+147.17)
・NYダウは上昇(32812.50、+416.33)
・ナスダック総合指数は上昇(12668.16、+319.40)
・シカゴ日経先物は上昇(27975、大阪比+265)
・1ドル=133.80-90円
・SOX指数は上昇(3053.46、+78.72)
・VIX指数は低下(21.95、-1.98)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を長期化
・今仙電機製作所 (TYO:7266)間接部門2割をDX人材に、全社横断で業務革新
・ブリヂストン (TYO:5108)防振ゴム事業譲渡を延期、規制当局の承認未完了
・ローランドDG (TYO:6789)タイ工場増強、歯科用デンタル加工機など拡販
・IIJ (TYO:3774)データセンターに蓄電池導入、夜間電力でピークカット
・新光電工 (TYO:6967)半導体パッケージ増産、280億円投じ新潟に新棟
・キヤノン (TYO:7751)今月末から複合機など挽回生産、部品不足解消めど
・任天堂 (TYO:7974)CGアニメ会社のダイナモピクチャーズ買収
・阪和興業 (TYO:8078)インドネシアでニッケル化合物製造、リチウム電池向け
・住友鉱 (TYO:5713)住鉱テックをミツミ電機に売却
☆前場のイベントスケジュール
・10:30 豪・6月貿易収支(予想:+140.00億豪ドル、5月:+159.65億豪ドル) <ST>