[北京 9日 ロイター] - 中国の銀行監督当局は9日、2022年版のシステム上重要な銀行19行を発表した。
中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の声明によると、19行の内訳は中国工商銀行、中国建設銀行、中国農業銀行、中国銀行の4大銀行を含む国有商業銀行6行、中国民生銀行を含む株式制商業銀行9行、都市商業銀行4行。
システム上重要な銀行は、0.25%から1.5%の資本の上積み、レバレッジ規制が課される。またこれらの銀行の安定的かつ健全な経営と発展を促進するため、規制当局は監督を強化するとした。
中堅の中国光大銀行や平安銀行もシステム上重要な銀行に指定された。