[11日 ロイター] - 欧州サッカー連盟(UEFA)は11日、エリザベス英女王の死去を受けてセキュリティーの人員が不足していることから、13日に予定されていた欧州チャンピオンズリーグ(CL)のレンジャーズ(スコットランド)─ナポリ(イタリア)戦を翌日に延期すると発表した。
エリザベス女王は8日、96歳で死去。サッカーのイングランド・プレミアリーグ、イングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)のほか、北アイルランド、ウェールズやスコットランドでも女王に敬意を表するために週末の試合が延期となった。
UEFAは声明で「試合は9月14日午後9時に変更された」と発表。警備に当たる警察官が著しく限られていることなどが理由と説明し、「アウェーファンの観戦は許可されないため、スポーツの公平性という観点から、ナポリで実施の第2戦ではレンジャーズファンが観戦できない」と述べた。