[ブリュッセル 6日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が6日発表した8月のユーロ圏小売売上高は前月比0.3%減、前年比2.0%減だった。個人消費の低迷が浮き彫りになった。
ロイターがまとめた市場予想は前月比0.4%減、前年比1.7%減だった。
エコノミストの間では、ロシアのウクライナ侵攻を受けたエネルギー高騰でユーロ圏が景気後退に突入するとの見方が浮上している。
自動車燃料の販売は数量ベースで前月比3.2%増、前年比5.1%増と急増したが、食品・飲料の販売とオンライン・通信販売が減少した。
非食品の販売は前月比0.2%増、前年比3.0%減。