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個別銘柄戦略:サンリオやフジミインコなどに注目

発行済 2022-11-07 09:08
更新済 2022-11-07 09:15
© Reuters.
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先週末4日の米株式市場でNYダウは401.97ドル高の32403.22、ナスダック総合指数は132.31pt高の10475.25、シカゴ日経225先物は大阪日中比315円高の27505円。
為替は1ドル=146.90-147.00円。
先週末の米株高を受け、今日の東京市場ではトヨタ (TYO:7203)など主力株に資金が向かいやすく、また、米市場でキャタピラーなど景気敏感株が上げたことから東京市場でもコマツ (TYO:6301)など景気敏感株が買われそうだ。
また、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4%台の大幅上昇となったこともあり東エレク (TYO:8035)など半導体関連株も堅調に推移するだろう。
さらに、朝鮮半島での地政学リスクの高まりが意識され、三菱重 (TYO:7011)など防衛関連株が注目される可能性もある。
個別の材料では、好決算を発表したアイスタイル (TYO:3660)、協和キリン (TYO:4151)、業績予想を上方修正したサンリオ (TYO:8136)、三井倉HD (TYO:9302)、サンケン電 (TYO:6707)、ヤマシンF (TYO:6240)、MIXI (TYO:2121)、ジーテクト (TYO:5970)、好決算と株式分割を発表したインソース (TYO:6200)、業績・配当予想の上方修正と自社株買いを発表したフジミインコ (TYO:5384)などが物色されそうだ。
一方、低調な決算を発表したメイコー (TYO:6787)、今期減益予想を発表した山一電 (TYO:6941)、業績予想を下方修正したシャープ (TYO:6753)、日テレHD (TYO:9404)、新電元 (TYO:6844)、営業利益と経常利益予想を下方修正したエフテック (TYO:7212)などは軟調な展開が想定される。

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