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注目銘柄ダイジェスト(前場):ヤマハ発、レノバ、GDHなど

発行済 2022-11-08 11:59
更新済 2022-11-08 12:00
© Reuters.

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ユニチャーム (TYO:8113):4873円(+417円)
大幅続伸。
前日に第3四半期決算を発表、7-9月期コア営業利益は362億円で前年同期比1.7%増となり、355億円程度の市場コンセンサスを上回り、増益に転じる形となっている。
原材料費や物流費の上昇を販売数量増加などでカバーした。
第4四半期は販促費減少などによる大幅増益を想定し、通期予想1270億円、前期比3.7%増は据え置いている。
同業他社比での相対的に底堅い決算を確認で、見直しの動きが優勢になっている。



スクエニHD (TYO:9684):7050円(+330円)
大幅続伸。
前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は116億円で前年同期比1.8%減益、開発費の償却費用などが先行して、市場予想をやや下回る着地になった。
ただ、売上高は同10.2%増となるなど、第1四半期の同15.5%減から大きく好転、事業モメンタムは良好と捉えられている。
通期業績予想は非開示であるが、説明会では増収増益を目指す姿勢も示されたもようで、ポジティブに受け止められているようだ。



ヤマハ発 (TYO:7272):3495円(+335円)
大幅続伸。
前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は718億円で前年同期比57.8%増益となり、上半期の同6.2%減から大幅増益に転換し、第3四半期累計でも2ケタ増益に転じている。
通期営業利益は従来予想の2000億円から2200億円、前期比20.7%増に上方修正、為替相場の前提を円安方向に見直したことが主因のようだ。
為替効果を除いても、7-9月期は会社計画を上振れたとみられ、ポジティブな反応が優勢に。



NTTデータ (TYO:9613):1976円(-111円)
大幅続落。
前日に第2四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は504億円で前年同期比18.5%減となり、上半期は1079億円で同1.1%減と減益に転じている。
戦略投資の増加に加えて、不採算案件の発生などが減益要因となったもよう。
通期予想は2360億円、前期比11.0%増を据え置いている。
公共・社会基盤以外のセグメントは総じて増益となり、不採算案件の引き当ても完了とされているが、上半期減益決算をマイナス視する動きが先行。



レノバ (TYO:9519):2834円(-366円)
大幅反落。
前日に上半期決算を発表、営業利益は74.3億円で前年同期比84.9%増となっている。
ただ、第1四半期の61.1億円、同2.5倍に対して、7-9月期は13.2億円で同14.1%減益となり、年初来安値水準からは株価も大きく水準訂正していたこともあり、売り材料と捉えられているようだ。
四日市ソーラーの権益売却が第1四半期にあったほか、ベトナム事業やドル高なども重しとなったようだ。



アイペットホールディ (TYO:7339):2890円 カ -
ストップ高買い気配。
第一生命ホールディングス (TYO:8750)がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化すると発表している。
TOB価格は1株につき3550円(7日終値は2390円)、期間は8日から12月20日まで。
子会社化で第一生命HDの顧客基盤を活用してペット保険販売機会の拡大などを図る目的。
アイペットHDは賛同の意見を表明しており、同社株は上場廃止となる予定。



GDH (TYO:4437):1170円(+120円)
年初来高値。
23年3月期の営業利益予想を従来の3.72億円から4.60億円(前期実績4.49億円)に上方修正している。
上半期にITセグメントで金融ビジネスの受注が堅調に推移しているほか、暮らしセグメントでオフィスやレジデンスが高稼働率となっているため。
下半期はプロジェクトの原価管理の強化など費用削減に努め、利益拡大に寄与する見通し。
減益から増益見通しに転じるため、投資家からポジティブ視されているようだ。



バーチャレク (TYO:6193):1128円(+16円)
大幅に4日ぶり反発。
グループのバーチャレクス・コンサルティング(東京都港区)が博報堂DYホールディングス (TYO:2433)傘下の博報堂(同)と協業し、システム基盤の診断サービス「博報堂マーシス・アセスメント・フォー・レブオプス」の提供を開始したと発表している。
企業内でのマーケティングコミュニケーションから営業・カスタマーサクセス領域までを横断して課題を抽出し、課題解決のためのアプローチを提言する。

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