プレミアムデータを入手しましょうサイバーマンデーで 最大55%引き InvestingPro特別セールを請求する

午後3時のドルは反発139円半ば、FRB理事のタカ派発言で

発行済 2022-11-14 15:16
更新済 2022-11-14 15:18
© Reuters.  11月14日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準からドル高/円安の139円半ばで推移している。写真は米ドル紙幣。2009年11月撮影(2022年 ロ

[東京 14日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準からドル高/円安の139円半ばで推移している。日本時間14日早朝に米連邦準備理事会(FRB)ウォラー理事の発言が伝わり、タカ派的との見方からドルが買われた。

138円半ばで取引が始まったドルは、午前7時過ぎに139.92円まで上昇した。UBSがオーストラリアで開催した会合に出席したウォラー理事が、次回政策会合で利上げペースの減速を検討する可能性があるが、インフレ抑制に向けたFRBの取り組みが弱まったと受け止めるべきではないと述べたことが手がかり。

米国金利の上昇も支えとなった。10年債利回りは前週末終盤の3.81%台から気配値を切り上げてアジア市場で寄り付き、3.90%台へ切り返した。米国の中間選挙で、市場予想通り民主党が上院の過半数を維持したことが、ドルの買い戻しを誘ったとの声もあった。

ドルはその後、仲値を経て138円後半へ反落した。「米金利が上昇したものの、ドルは戻りが鈍い。投機筋のドル買いが入ってこなくなってきている」とあおぞら銀行のチーフマーケットストラテジスト、諸我晃氏は指摘する。

米利上げペースの鈍化観測に加えて、米企業決算などが弱い内容となれば米景気減速も連想されやすく、米金利が上がりづらくなり、ドル売り圧力がかかりやすい。

諸我氏は足元ではドルは138-139円近辺が下値サポートとして意識されやすいものの、「再び調整が入れば135円近辺が大きな下値サポートになる」との見方を示した。

ドル/円   ユーロ/ドル ユーロ/円

© Reuters.  11月14日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準からドル高/円安の139円半ばで推移している。写真は米ドル紙幣。2009年11月撮影(2022年 ロイター/Rick Wilking)

午後3時現在 139.57/59 1.0300/04 143.76/80

午前9時現在 139.60/62 1.0326/30 144.17/21

NY午後5時 138.79/82 1.0352/56 143.69/73

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます