ネクストは14日、2015年3月期(14年4月-15年3月)の決算を発表売上高は前期比22.0%増の179.26億円、営業利益は同0.6%増の23.12億円、経常利益は同0.4%減の22.92億円、当期純利益は同0.1%減の13.35億円だった売上高は過去最高となり、利益はTrovit社買収に伴うのれん償却費等が負担となった
「賃貸・不動産売買」については、総掲載物件数は前期比22.0%増加の519.2万件となり、引き続き総掲載物件数No.1を継続しているまた、加盟店舗数は同24.0%増加の14,445店舗となり、加盟店単価は通期平均で同7.7%増加の64,679円となった
なお16年3月期の業績予想は、売上高で241.45億円、営業利益で43.15億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益で28.21億円を見込んでいる国際会計基準(IFRS)に基づく予想値の算出のため、前期実績との増減率はないTrovitの連結が通期で寄与し、のれん償却がなくなることで、売上利益ともに大きく成長する見込みまた、国内不動産事業者向け事業は新サービスをリリースする予定
配当については、15年3月期は1株あたり5.75円と、従来予想から0.83円増額修正また、16年3月期予想は1株あたり5.00円としているが、6月1日を効力発生日とする1対2の株式分割を発表しており、分割を考慮すると実質73.9%増配となる