20日の日経平均は4日続伸。
170.18円高の20196.56円(出来高概算25億7000万株)で取引を終えた。
一時20278.89円まで上げ幅を拡大しており、4月23日につけた年初来高値(20252.12円)を更新している。
19日の米国市場はまちまちだったが、クーレ欧州中央銀行(ECB)理事によるQE(量的緩和)加速発言を好感した欧州株高に加え、寄り付き前に発表された1-3月GDP速報値が市場予想を上振れたことが好感された。
さらに明日からの日銀の金融政策決定会合を控え、追加緩和への期待感もあったとみられる。
セクターでは不動産が3%を超える上昇となったほか、電力ガス、ゴム製品、サービス、ガラス土石、陸運、その他金融、海運、金属製品が上昇。
一方で米ゴールドマンサックスによる原油見通しの引き下げを受けて、石油石炭が2%超の下落。
その他、保険、鉱業、鉄鋼、水産農林、非鉄金属、卸売などが利食いに押されていた。
日経平均は年初来高値を更新した。
出来高は膨れていないこともあり、達成感は意識されないだろう。
また、足元で強い値動きをみせていた保険株が一服をみせるなど、循環的な物色が続いているとみられる。
明日は日銀の金融政策決定会合への思惑から、不動産株への物色が継続するかが注目されるところ。
一方で、輸出関連については米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の発表から、利上げ開始を巡る議論を見極めたいところ。
そのため、全体としては内需系に向かいやすいとみておきたい。
また、高値更新によって個人主体の需給は良好であり、出遅れ感のある材料銘柄の動向にも注目しておきたい。
170.18円高の20196.56円(出来高概算25億7000万株)で取引を終えた。
一時20278.89円まで上げ幅を拡大しており、4月23日につけた年初来高値(20252.12円)を更新している。
19日の米国市場はまちまちだったが、クーレ欧州中央銀行(ECB)理事によるQE(量的緩和)加速発言を好感した欧州株高に加え、寄り付き前に発表された1-3月GDP速報値が市場予想を上振れたことが好感された。
さらに明日からの日銀の金融政策決定会合を控え、追加緩和への期待感もあったとみられる。
セクターでは不動産が3%を超える上昇となったほか、電力ガス、ゴム製品、サービス、ガラス土石、陸運、その他金融、海運、金属製品が上昇。
一方で米ゴールドマンサックスによる原油見通しの引き下げを受けて、石油石炭が2%超の下落。
その他、保険、鉱業、鉄鋼、水産農林、非鉄金属、卸売などが利食いに押されていた。
日経平均は年初来高値を更新した。
出来高は膨れていないこともあり、達成感は意識されないだろう。
また、足元で強い値動きをみせていた保険株が一服をみせるなど、循環的な物色が続いているとみられる。
明日は日銀の金融政策決定会合への思惑から、不動産株への物色が継続するかが注目されるところ。
一方で、輸出関連については米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の発表から、利上げ開始を巡る議論を見極めたいところ。
そのため、全体としては内需系に向かいやすいとみておきたい。
また、高値更新によって個人主体の需給は良好であり、出遅れ感のある材料銘柄の動向にも注目しておきたい。