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豪ドル週間見通し:底堅い展開か、追加利上げ観測が下支えに

発行済 2022-12-17 14:01
更新済 2022-12-17 14:15
© Reuters.
■下落、欧米中銀の利上げ継続を警戒

今週の豪ドル・円は下落。
米国のインフレ鈍化でリスク選好的な豪ドル買い・円売りが先行した。
国内の雇用情勢は改善しているものの、米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)による金融引き締め策は長期間続くとの見方が強まり、週末前はリスク回避的な豪ドル売り・円買いが活発となった。
取引レンジ:91円22銭-93円36銭。


■底堅い展開か、追加利上げ観測が下支えに

来週の豪ドル・円は底堅い展開か。
11月雇用統計は、失業率が50年ぶりの低水準を維持、雇用者数も大幅に増加し、豪準備銀行(中央銀行)の「労働市場は引き続き非常にひっ迫」との見方を裏づける結果となった。
それを受けて、利上げにともなう経済減速への懸念も後退するとみられ、追加利上げ観測が豪ドルの下支えとなる。


○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・20日:豪準備銀行12月理事会議事要旨

予想レンジ:90円00銭-93円00銭


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