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個人投資家・有限亭玉介:年始相場はインバウンドと話題性の高い銘柄に注目【FISCOソーシャルレポーター】

発行済 2023-01-15 10:00
更新済 2023-01-15 10:15
© Reuters.
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。


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※2023年1月9日14時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。


米国のインフレが沈静化すれば株式市場も復調へ向かう予想が有力であり、その時期は春以降になると言われております。
日本株は黒田ショックが尾を引いて少し時間が掛かるかもしれませんが、米国株が好調になれば日本株も連動するのではないでしょうか。


来年の2024年には米国の大統領選挙が控えておりますので、2023年から候補者の政策に関連した銘柄が選挙前に物色される可能性もあります。
選挙前は相場が活況になるというアノマリーに期待して、様々な思惑が錯綜する事も考えられますな。
米国のインフレに苦しめられた2022年でしたが、2023年は米国が日本株の助け舟になるのか。


そして、年が明けて早々気になるのは中国の動向ですねぇ。
ゼロコロナ政策が緩和されると、中国内での感染拡大が不安視されております。
岸田首相は1月8日から中国からの入国者にPCR検査を必須にすると発表しており、中国の旧正月に合わせて世界中にパンデミックが再来するのでは…との懸念もあります。


その一方で、日本のインバウンド業界としては、お得意様である中国人を呼び込みたいとの思惑もあるはずです。
訪日外国人数の内訳では中国人がトップであり、消費額としても訪日観光客全体の約34%(2018年)との事ですので中国の存在はインバウンド業界にとって無視できません。
訪日外国人数が過去最高というニュースを早く聞きたいですな。


さて、今回はブログでも監視を強めておりましたインバウンド関連を中心にチェックして参ります。


マンガ専門古本販売の最大手であるまんだらけ (TYO:2652)は、11月までの月次売上高が4ヶ月連続で2桁成長となり好感されました。
インバウンド向け需要の拡大も見込まれており、世界に誇るマンガは日本文化の最強のコンテンツですな。


白馬八方尾根スキー場などを運営する日本スキー場開発 (TYO:6040)は、冬季のウインタースポーツ需要やインバウンド需要の思惑が入っておりますな。
昨年12月9日の決算発表では赤字幅が縮小すると、2023年に入り昨年来高値を更新しました。


ラーメン専門店「一風堂」などのブランドを展開する力の源HD (TYO:3561)も物色されております。
今や日本食と言えばラーメンとの認識が海外では広がっていますからねぇ。
現在の売上高の約35%は海外との事。
黒田ショック後は75日移動平均線を割りましたが、再び上抜いてきております。


海外人材紹介を手掛けるウイルテック (TYO:7087)も監視しておきたいですな。
製造工場における請負・アウトソーシング事業を手掛ける同社も長期的な800円台の保ち合いから上放れする可能性があるか。


ファブレス半導体メーカーであるアクセル (TYO:6730)は、綺麗な上昇トレンドを形成しております。
直近の決算もパチンコ・パチスロ向けが好調な模様。
12月末の高値を再び上抜いて昨年来高値を更新できるか監視中です。


最後はEV充電器関連をピックアップしてみました。
4日付の日本経済新聞朝刊が「政府は小型の電気自動車(EV)を数分で充電できる高出力充電器の普及に乗り出す」との報道でEV充電器を手掛けるモリテックスチール (TYO:5986)をはじめ、送配電機器の東光高岳 (TYO:6617)、電力ガス切替プラットフォームのENECHANGE (TYO:4169)などが物色されています。
引き続き動くかと注目です。


さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。
お暇があれば覗いてみてやってください。
愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。


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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

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