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UPDATE1: 東京株式市場・大引け=6日続伸、戻り売り待ちで上値は重く

発行済 2009-06-03 17:35

日経平均<.N225> 日経平均先物6月限<0#2JNI:> 

終値 9741.67(+37.36) 終値 9760 (+50)

寄り付き 9723.82 寄り付き 9730

安値/高値 9718.7─9774.55 安値/高値 9720─9780

出来高(万株) 217598 出来高(単位) 47413

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 [東京 3日 ロイター] 東京株式市場で日経平均<.N225>は6日続伸。4営業日連

続で年初来高値を更新した。ただ、一日の値幅が約56円と狭く、方向感に乏しい展開と

なった。9500円を抜けて下値固めとはなっている半面、高値警戒感が台頭していると

いう。「戻り売りをこなしながら、徐々に上値を切り上げていく方が安心」(国内投信)

との声もあがっている。

 東証1部騰落数は値上がり830銘柄に対して値下がり715銘柄、変わらずが154

銘柄だった。東証1部売買代金は1兆4351億円。

 きょうの日経平均は6連騰となったものの、「先物で9780円から9800円までに

3000枚以上の売り注文があり圧迫感がある。騰落レシオなどの指標にも過熱感があり

上値を買いにくい」(準大手証券トレーダー)一日となった。

 市場では「材料不足のなかの上昇で、市場には急上昇に対する警戒感がある。むしろ一

服感が出て、安心しているのではないか」(国内証券)、「上値を追わず、株価がやや上

がったところですぐに売りを出す個人投資家が増えてきている。買い意欲は引き続き強い

が、相場はそろそろ調整が入るとみているようだ」(別の国内証券)などの声がきかれた。

 半面、「大きなマイナス材料が出ない限り、日経平均の1万円回復は時間の問題だとみ

ている」(国内投信)とみる向きもいる。

 立花証券執行役員の平野憲一氏は、世界的な金融緩和政策による流動性の増加で、一部

の資金がリスク資産に流入し株買いにもつながっていると指摘する半面、「米国を筆頭に

この流動性はいわば国の借金。政策の舵取りをひとつ間違えると、国への信用低下を通じ

てファンダメンタルズの回復に支障をきたす恐れのある、危険なバランスの上に成り立っ

ている。市場参加者もこの事情を十分に理解しており、強気ではあるが有頂天ではない」

とみている。 

 業種別では、不動産、非鉄金属、精密機器、石油・石炭が堅調。パルプ・紙、保険、銀

行はさえない。

 個別銘柄では、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が後場、反落。大手銀行株は

総じて軟調となった。キヤノン<7751.T>とソニー<6758.T>は売られた。トヨタ自動車

<7203.T>も下落。

 国際石油開発帝石<1605.T>、住友金属鉱山<5713.T>などの資源関連株は終日、堅調だっ

た。

 コマツ<6301.T>が堅調。3日付日経新聞朝刊が、同社がハイブリッド型建設機械の中国

生産に乗り出すと報道し、好感された。

 

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

(akiko.ishiwata@thomsonreuters.com;03-6441-1784;ロイターメッセージング:

akiko.ishiwata.reuters.com@reuters.net)

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

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