11時00分現在の日経平均株価は20393.67円(前週末比67.23円安)で推移している。
前週末に発表された米雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことから、円相場は一時1ドル=125円台後半まで円安・ドル高に振れた。
また、1-3月GDP改定値の上方修正なども材料視され、日経平均は20500円台を回復してスタートした。
ただ、欧州株式市場やNYダウの下落に加え、円安局面にもかかわらずトヨタ自 (TOKYO:7203)が軟調となっていることが心理的な重しとなり、日経平均はマイナスに転じると一時下げ幅を3ケタに広げる場面があった。
個別では、トヨタ自のほか東電力 (TOKYO:9501)、三菱UFJ (TOKYO:8306)、ソフトバンク (TOKYO:9984)、野村 (TOKYO:8604)、ソニー (TOKYO:6758)などが軟調。
ファナック (TOKYO:6954)は2%超の下げ。
また、ボルテージ (TOKYO:3639)、エアーテック (TOKYO:6291)、東京綱 (TOKYO:5981)などが東証1部下落率上位となっている。
一方、みずほ (TOKYO:8411)、三井住友 (TOKYO:8316)、富士重 (TOKYO:7270)、ファーストリテ (TOKYO:9983)、東芝 (TOKYO:6502)などが堅調。
売買代金上位では、第一生命 (TOKYO:8750)やスクエニHD (TOKYO:9684)、近鉄GHD (TOKYO:9041)の上昇が目立っている。
また、薬王堂 (TOKYO:3385)、ブロンコB (TOKYO:3091)、TASAKI (TOKYO:7968)などが東証1部上昇率上位となっている。