[16日 ロイター] - シェアオフィス大手の米ウィーワークが16日発表した昨年第4・四半期決算は、売上高が8億4800万ドルで、アナリスト5人の予想中央値の8億7380万ドルに届かなかった。
調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前損益)損益は2600万ドルの損失で、赤字幅が前年同期の2億8300万ドルから縮小。昨年12月単月では調整後EBITDA損益が初めて黒字となった。
一方、今年第1・四半期の売上高見通しは8億3000万─8億5500万ドルで、アナリスト予想の9億1840万ドルを下回った。
サンディープ・マスラニ最高経営責任者(CEO)は決算発表後のアナリスト向け電話会議で、全米の複数の企業が実施した人員削減により一部の拠点が打撃を受けたと述べた。